気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

2017-01-01から1年間の記事一覧

どうにか仕上げた正月花

年末の一番忙しい時に、不覚にも風邪をひいてしまいました。 おかげで大晦日までに終わらせるはずだったことがほとんど出来ずじまい。 参りました (>_<) もちろん大掃除はさっさと諦めて、 問題は正月花。 掃除はいつでもゆっくりやれば良いけど、正月のお…

年末なので花材も整理

クリスマスも終わり、あとはいよいよお正月の準備ですね。 花活けの方も、正月花や正月飾りを作るのが恒例になっているので、これから結構面倒くさいことになります。(スミマセーン、罰当たり!) でもその前に 正月の準備といえば、まずは大掃除。 部屋を…

小さなクリスマスツリーを作ってみました

前回リースを作ったので、その流れから行くとツリーも作るべき? とクリスマスを目前にして思いました。 でも考えたらクリスマスツリーなんて、ずっと昔フラワーデザインのレッスンを受けていた時に何回か作ったきりでした。 というか、そもそもうちにはツリ…

今年のクリスマスリース

クリスマスに飾るものとして、まず思い浮かぶのは何ですか? 今はイルミネーションが主役という印象がありますが、私はやっぱり、クリスマスと言えば ツリーとリース。 特にリースについては、自分で作るようになってから一層思い入れが強くなりました。 お…

100均で買った器にスーパーの花を活ける

日頃、なにかとお世話になっている100円ショップ。 行くたびに思うのですが、どんどん進化してますよね。 おかげで、ただ買いものするだけでなく、店の中を散策して商品のチェックをするのが楽しみになっています。 そんな中、先日もショップの中を徘徊し…

ヒイラギナンテンのアレンジ2種

前回のグズマニアは、稽古の時には枝ものと一緒に活けていました。 ではその枝ものは何だったかというと、ヒイラギナンテンでした。 ヒイラギナンテンはナンテンと同じくメギ科の植物で、葉や実のつき方がナンテンに似ているものの、葉そのものは縁にトゲが…

花ではないけど華やかなグズマニア

観葉植物で人気のグズマニアは、鉢植えだけでなく、切り花としても市場に出回ります。 切り花、と言っても、実際の花は短命で、花材として花のように扱っているのは花を包むカラフルな苞(葉が色づいたもの)の部分です。 苞の色は赤、黄、紫などがあり、先…

アイビーの紅葉

前回使ったアイビーは、たびたびブログにも登場したベランダのアイビーではなくて、花屋さんで購入したものです。 さすがに売り物は綺麗ですね。 葉の色、つき方が揃っていて、全体的に爽やかなイメージです。 では、うちの野生化したアイビーは現在どうなっ…

ヨツドメも頑張りました

前回のオキナワスズメウリには及ばないけど、先日活けたヨツドメも結構長持ちしました。 やっぱり実ものってコスパ高い ^^ でもそんなヨツドメもそろそろ終わりかな、という感じになりました。 ヨツドメはもともと実がポロポロ落ちやすいタイプなのですが、…

ユニークな可愛い実 ☆ オキナワスズメウリ

先月のお稽古で使ったオキナワスズメウリ。 熱帯原産のつる性植物で、沖縄などでは自生しているそうですが、実が可愛く綺麗なので鑑賞用として栽培され、近年ではグリーンカーテンを目的として購入する人も多いようです。 直径2cm位で、まるでスイカのミ…

赤い実が美しいヨツドメ

秋冬になると、赤い実の花材が登場します。 以前、青い実の時に活けたサンキライも、今は赤い実として店頭で見られるようになりました。 赤い実の花材は数多くあって、名前を上げるときりがないくらいですが、今回はその中から、ヨツドメを使ってみました。 …

嵐のような10月が終わりました

今日から11月。 まさか台風はもう来ないでしょうね。 10月は雨ばかり降ったうえに、2週続けて台風までやってくるという荒れた月になってしまいました。 秋の行楽どころではなかったですね。 私の場合は、悪天候に加えて花展という懸案事項のおかげで、…

しなやかな茎

秋になると、芸術の秋ということで、いけばな界もイベントが目白押しになっています。 花活けを職業としていない私でも、自身が花展に出品することもあり、今月は何だかせわしなく、落ち着かない日々を送っています。 そうした気もそぞろの状態で、何とか今…

渋い秋の花材

前回とは打って変わって、秋らしい花材、キササゲとクリの登場です。 キササゲって何? という感じかもしれませんが、マメ科のササゲに似た、長さ20cm以上の細長い果実をつける落葉樹です。 そういえば、私もかつてどこかで、いんげんを引き伸ばしたよう…

苦手な花材が再登場

以前、何となく苦手と言いながら活けたオンシジューム。 再びお稽古で、この植物を手にすることになりました。 苦手を克服するために選んだ、と言いたいところですが、残念ながらそうではなくて、単に黄色い花が欲しかったから、というのが理由です。 またも…

自然が作り出したもの

今回の稽古で使用した花材は、トウゴマとフウセントウワタでした。 私はもともと、特に植物に興味のある人間ではなかったので、大きな声では言えませんが、お稽古で初めて知った植物が山ほどあります。 トウゴマとフウセントウワタについても、いけばなを習…

前回の続き

前回のチャレンジの後、今度は同じ花材を陶製の器に活け替えてみました。 ドラセナを思うような位置に固定させるために、器の中で細工をしています。 誰でも花活けする時には何かしら花留めの工夫をしているわけですが、それが外にばれてしまってはマズイよ…

ガラスの花器で試したこと

いけばな教室に通って良いことの一つは、色々な花器が使い放題、という点です。 様々な器を使うことは面白いうえに、非常に勉強になるんですよね。 自分の家ではそんなに花活け用の器を揃えることができないので、教室に行った時は、とっかえひっかえ毎回違…

お稽古復帰しました

9月に入って、お稽古に復帰しました。 ちょっと休むと、すぐサボり癖が出そうになるところをぐっと押さえて、教室に向かいました。 頑張った、私! でも教室に着いたら、いつにも増して花材が少なくて、何だか出鼻をくじかれた感じでした。 スーパーの花の…

続・スーパーで買った花

先日スーパーで買ったもう一つの花束について。 中身はトルコキキョウ、ガーベラ、ドラセナ・スルクロサ・・・ と思ったら、ちょっと違って、 ドラセナは前回のデンファレの束に入っていたもので、こちらにはもともとユキヤナギが入っていました。 ドラセナ…

スーパーで買った花

再び家に花が無くなったので、調達に出かけました。 先日お休みだった「こだわりの花屋さん」に行ってみると、めでたく開いてはいたものの、こだわりが強い分、ちょっとお高くて手がでない花ばかりでした。 よく言えば通好みでオシャレなんだけど、もう少し…

ヒマワリのその後

前回のヒマワリですが、購入から3日目で半分があえなくダウン。 でも日持ちは全然期待していなかったので、ダメになったヒマワリでも、3日間持ってくれただけでむしろ感謝です。 以前活けたシャクヤクより優秀でしたね。 購入した6本のうち、元気に残った…

ヒマワリづくし

お稽古を休みにしてから、花の無い生活が続くこと早や1カ月。 やっと花屋さんに行ってまいりました。 近所にちょっとこだわりの花屋さんがあるので、まずはそこから、と行ってみたら、何とまだお盆休みでした。 しかも10日間休業! 商店街から外れた場所…

続・今月の稽古はお休み

前回に引き続き、撮りためた写真を見直しています。 自分の作品以外に、気になった他の人の作品や、さらにはお花とは全然関係のない記念撮影的なものまでゴチャゴチャで、訳が分からなくなっています。 お稽古が休みの間に、せめて花関係だけでも整理するこ…

今月の稽古はお休み

今月はいつものいけばな教室のスケジュールが夏休みバージョンで、ちょっと行けそうもないのでお休みすることにしました。 となると、花屋さんに行かない限り、今月は部屋に飾る花がないことに。 ブログに載せている作品は、ほとんどがお稽古で使った花材の…

夏の花 ☆ ケイトウ

夏の花、というと何を思い浮かべるでしょうか? ヒマワリ、アサガオ、サルスベリ、ハイビスカス・・・等々 その中で、ケイトウも代表的な夏の花の一つと言えますね。 ケイトウ(鶏頭)は花の形が鶏のトサカに似ているところからその名がついたわけですが、園…

夏に飾るサンキライ

クリスマスに使う赤い実としてお馴染みのサンキライ。 つる性の植物で、リースやツリーによく使われるので、サンキライという名前は知らなくても、誰でも見たことのある植物ではないかと思います。 さて、このサンキライ、今の時期はどうなのか? というと、…

可愛い雑草 ☆ エノコログサ

雑草と呼ばれる植物の中には、ちょっと部屋に飾ってみたいな、と思うものがいくつかあります。 春だとナズナ。 活けたものを、以前ブログに載せました。 そして夏から秋にかけてはエノコログサ。 7月に入るとそこかしこで、淡い緑の穂を付けたエノコログサ…

緑の濃い季節になりました

毎日暑くて嫌になりますね。 日中外出する時は、日傘をさしていても日陰を探して歩いてしまいます。 どうやら誰しも考えることは同じらしく、先日、駅まで歩いていく道で、私を含めてわずかな日陰を求めている人たちが連なって、まるで蟻の行列みたいになっ…

落ちた花弁にも頑張ってもらう

しつこく、芍薬の続きです。 大輪の芍薬5本分の花弁が全部落ちたら、どうなるか。 見事な花のじゅうたん! 綺麗 !! ではあるけれど・・・どうするの、これ? 薔薇のようにしっかりとした花弁と違って、芍薬のひらひらした花弁はどう見てもすぐにへたりそう…