前回リースを作ったので、その流れから行くとツリーも作るべき? とクリスマスを目前にして思いました。
でも考えたらクリスマスツリーなんて、ずっと昔フラワーデザインのレッスンを受けていた時に何回か作ったきりでした。
というか、そもそもうちにはツリーを飾る習慣が無かったかも!
クリスマスのディスプレイと言えばツリーとリース、なんて言っておきながら、何なんでしょうね。
小さなコニファーを買ってきて、適当にオーナメントで飾り付け、くらいなこともせず、せいぜいクラフト的なものが手に入ったら飾る程度。
ましてや自分でツリーを作るなんて、考えもしませんでした。
しかし! ブログを始めてみて、いかに自分が稽古の時しか花に向き合っていなかったのか思い知らされ、強く反省!
いままでの手抜き生活を改めるためにも、ここはひとつツリーを作ってみようと決心いたしました。(そんな大層なことじゃないんだけど)
再び稽古でクリスマスに使えそうな花材を選んだので、それを使って作ることにしました。
ここはいままで通り、稽古花材だけでクリスマスを乗り切ろうとしています ^^;
ツリー本体を形作っているのはイトスギ、それにサンキライの実とゴールドに着色したドウダンツツジの枝で飾り付け、さらに手持ちのマツカサとメタセコイヤを加えました。
今回のサンキライは渋めの色のものが多くてちょっと暗いかな、と思ったのですが、使ってみるとシックなイメージになって、かえって良かったような気がします。
イトスギは別名セイヨウヒノキ、サイプレスとも呼ばれるヒノキ科の針葉樹です。
ゴッホの絵にもよく登場しますね。
欧米では街路樹や公園でよく見られ、円錐形になる木なのでクリスマスツリーに使われる一方、死にまつわる色々な伝説があって、死の象徴として墓地や教会に植えられることが多いとのこと。
お墓なんて聞くとエッ!と思いますが、神聖な木であることは間違いないようです。
確かにヒノキ科のスッキリした香りがして、ツリーを作っている間、何だか神聖な気分になったというか、森林浴でリフレッシュしたような感じになりました。
作品の出来はともかく、ツリーがあるとやっぱりクリスマス度が上がりますね。
作った甲斐がありました ^^