気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

今年もよろしくお願いします


遅ればせながら、明けましておめでとうございます🎍

今年もよろしくお願いします😊


さて、お正月に活けると言っていた正月花がどうにか完成しました。


使った花材は、しめ飾りの時と同じくジャノメマツとナンテンです。


ジャノメマツは葉の付き方がワカマツみたいに棒状になるものと、今回のように枝先に付くものと両方見かけます。

種類あるいは育ち方の違いなのかもしれないけど、ただ今回のジャノメの葉が弱々しく垂れ下がっているのはどう見ても種類の問題とは思えません。

聞くところによると、ジャノメマツはかなり当たり外れがあって、ハズレの場合はこんな風に葉が下を向いてしまうとか。

お高いはずのジャノメマツが妙に安かったのも納得です😓


生の花材はジャノメマツとナンテンだけですが、そこにクリスマスの時に使った白塗りのウンリュウヤナギを加えることにしました。



このウンリュウヤナギ、確か年末の大掃除で捨てるはずだったような...😅




ジャノメマツの葉がグッタリとうなだれてしまうのが見苦しく、正月早々縁起が悪いと思ったので、何とかしようとあれこれやってみたのですが、所詮無駄な抵抗でした🙅‍♀️

もっと別の活け方にすれば何とかなったのかなー🤔


余談ですが、今年は巳年なので、それにちなんでジャノメマツ(蛇の目松)を活けるということもあるようです。

なのでジャノメマツを選んだこと自体は正解だったのかもしれません。

私はそんなこと考えもせずに買ったんですけどね😄



今年もお世話になりました


毎年言っているような気がしますが、一年経つのは本当に早いですね。

今年はどんな年だったか、改めて振り返ってみると...

寒い寒いと凍えていたら、次は暑い暑いでぐったり、そして今また寒い寒いと言って、寒いと暑いの間があってないような一年だった気がします。

おかげで花活けの方も、なかなか秋にならないと思っている間に花材は秋物が終わっていて、うっかり買い損ねてしまった、なんてことがあったり😓


そんな失敗もありましたが、しめ飾りは無事28日に飾ることができました👍


今回のしめ飾りでは2種類のマツを使っています。



左がワカマツ(若松)、右がジャノメマツ(蛇の目松)

マツにも色々な種類がありますが、マツと言えば濃い緑の葉という中で、ジャノメマツは黄白色の斑が入った葉で、他のマツとは異なり明るい印象です。


100均で買ってきたしめ縄に、2つのマツとナンテンの実、紅白の水引を添えて、しめ飾りが完成しました。



背景が白なので、水引の左側の白が見えにくい💦


結局今年も正月花まで手が回らず、しめ飾りを作るだけで精一杯でした🤷‍♀️

お正月の花は年が明けてから、ゆっくり活けることにしたいと思います。



今回が今年最後の投稿となります。

本年も当ブログをご訪問いただき有難うございました🙏

どうぞ良いお年をお迎えください😊



着色ウンリュウヤナギでクリスマス


12月に入って、気がつけば来週はクリスマス🎄

そこで今回はクリスマスをテーマに花を活けることにしました。


花材として最初に選んだのは、このあいだ活けたウンリュウヤナギです。



花活け後ドライにして飾っていましたが、これを白くペイントしてクリスマスらしくしようと考えました。


一つ目の花材が決まったところで、次は定番のクリスマスものを二つ買ってきました。


一つはブルーアイス。


クリスマスシーズンになると出回るヒノキ科のグリーンの中で、私の一番のお気に入りはブルーアイスです。


もう一つのクリスマス花材はポインセチア


ポインセチアは切り花でも売っていますが、今回は鉢植えを選びました。

この写真は作品に使う花を切り取った後に撮影したものなので、ちょっと寂しい鉢植えになっています💦


何はともあれ、これで赤・緑・白のクリスマスカラーが揃いました。



年末が近づくと片づけに追われて、クリスマスの花活けをする余裕もなくなってきます。

それ用の花材も用意するのも面倒だし、今年は無理かな🤔とほとんど諦めていたのですが、目の前にあったウンリュウヤナギを見て、これを白く塗れば使えるかもしれないと思いつきました。

その結果は...いちかばちかでやった割には無難に仕上がったかな👌、と自分では思っています。


実はこのウンリュウヤナギは年末の片付けリストの中に入っていて、もう少しで廃棄するところでした。

真っ先に処分しなくて良かったです😄



石化した植物を活ける


先日、近所の生花店でセッカヤナギ(石化柳)を見かけて、久しぶりに活けてみようと思いました。



「石化」とは植物の奇形の一種で、葉や茎、枝などが帯状に扁平となることをいいます。

この写真でいうと、扁平の枝から普通のヤナギの丸い枝がひと巻きして横に伸びて、さらにその先端がペタッと扁平になっています(分かりづらい💦)。


石化は多くの植物で見られる現象だそうですが、石化した植物でほかに生け花の花材となるものにセッカエニシダがあります。

そのセッカエニシダがちょうど同じ店内にあったので、「石化」つながりで買ってみました。



一本の枝に石化したくねくねの茎と、細くてまっすぐな本来のエニシダの茎がついています。


この個性的な2つの花材にはスプレーマムを合わせました。



並べてみると仏壇の花っぽく見える?😅



セッカヤナギもセッカエニシダも、生け花ではポピュラーな花材です。

うねりのある姿に面白みがある素材ですが、その形にはかなり個体差があって、特にセッカヤナギは本当に千差万別。


過去の作品で使ったセッカヤナギでは今回とまた違った枝の表情が見られます。



自然のものなので、その時にどんな枝に出会えるか分からない🤔

そこが楽しいと思う花材ですね😊



八百屋さんで買った花


タイトルにある通り、今回の花活けの花材は八百屋さんで買いました。


その店は今まで普通に青果のみを売っていたのですが、ある日突然、パック束の花も扱うようになりました。

町の小さな八百屋さんがなぜ花を? 今もって謎です🤔


ただ花といっても店の片隅に無造作に置かれたままで、全くケアなどされていない様子。

なのでずっと買う気もしなかったのですが、このあいだ何気に見てみたら、割とまともな花があったので、試しに買ってみることにしました。



小振りのモンステラの葉とグリーンのアンスリウムです。

バラとかユリとか明るい花もありましたが、まずは自分好みの花から攻めてみました💪



他の花材を追加することも考えたけど、アンスリウムが全部で5本あったおかげで(1本はモンステラの後ろに隠れています)、八百屋さんの花だけで何とか乗り切れました👌


ちなみに今回のパック花は300円ほどで買えました。

サイズが小さいとはいえ、アンスリウムが5本も入ってこの値段はちょっと信じられません😃 しかもモンステラもついてるし🎵

品質的にもとても新鮮でしっかりしていて、これは予想外の良品でした👍


もっとも店にある花はどれもが良いわけではなく、まさに玉石混交の状態です。

今後はまめに売り場をチェックして、当たりが出ればラッキーという感じかな😄



人気の花材 ウンリュウヤナギ


前回、花材の紹介写真でフウセントウワタと一緒に写っていたウンリュウヤナギ



くねくねした枝が特徴のヤナギで、非常に人気が高い花材です。

今回はこのウンリュウヤナギを活けることにしました。


ウンリュウヤナギに合わせたのはカーネーションとガーベラです。


 


両方とも深い赤色の花が欲しくて買ったのですが、例によってパック束の花なので他の色も混じっています😅


花材はこの他に、前回使ったフウセントウワタとガーデンハックルベリーも加えました。



カーネーションは紫色の方も入れてみました。

しばらく草花系のこじんまりとした作品が続いていたので、久しぶりに伸びやかな枝ものを活けて気持ちが晴れ晴れしました✨😄


ウンリュウヤナギは動きのある枝ぶりが魅力的で、そのまま飾っても様になりますが、枝を曲げて造形的な作品にしたり、あるいはリースの土台にすることもできます。

さらにはドライ花材にする手もあるし、色々な可能性を秘めているので、花活けで好んで使う人が多いのも納得の花材だと思います。


なおウンリュウヤナギは、水に挿しておくと程なく根が出てきます(ついでに葉っぱも出ます)。

生命力があるのは良いことだけど、うちはこれを育てられる環境ではないし、

仕方がないので、いつも適当なところで「すみませんね~💦」と謝りながら処分しています😓



初めましての花材で花活け


今回の花活けで、初めて使った花材が2つありました。


緑の葉のクジャクヤシ、黒い実のガーデンハックルベリーです。


私は園芸に疎いのでガーデンハックルベリーなるものを知らなかったのですが、

調べてみたら、欧米では熟した実をジャムにしたりして家庭栽培されていることが分かりました。

特に珍しい植物ではなさそうです。

でも私は切り花でこれを見たことが無く、花材としては珍しいのではないかと思いました。(私が知らないだけなのかもしれないけど😓)


一方のクジャクヤシは観葉植物として出回っていますが、切り花となるとこれもあまり見かけません。

珍しさに加えて、まるで手でちぎったようなギザギザの葉先が面白くて、迷わず購入を決めました。


花材はこの2つのほかにフウセントウワタも使いました。


黄緑の風船みたいなのがフウセントウワタです。


右側のくねくねの枝はウンリュウヤナギですが、今回は使っていません。

後日、別の作品で登場予定です。たぶん😅



クジャクヤシとガーデンハックルベリーは初めて扱うので、まずはそのままの形で活けることにしました。

活けてみた感想は...意外とクジャクヤシ、手強いかも💦


ちなみにクジャクヤシという名前は、クジャクが羽を広げたような葉の姿からついたそうですが、葉の形は魚の尾びれに似ているという話もあり、

どちらも確かにその通り🤔 と思いました。