気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

斑入りの葉のコデマリ


先月の初め、近所の生花店でちょっと珍しい花材に出会いました。



斑入りの葉のコデマリです。

(これを見てもコデマリとは分からない?💦)

園芸苗では斑入り葉のコデマリが販売されているようですが、切り花では私は見かけたことがなく、流通しているという話も聞いたことがありません🤔


通常コデマリは春に白い小花が咲く花木として出回ります。

なので、秋になって斑入り葉のコデマリが出てくるのは珍しい、と店のスタッフも話していました。


このコデマリにはローゼルを合わせることにしました。



ローゼルはハイビスカスの一種で、花は朝に咲いて夕方には萎んでしまう一日花です。

そのため花材としては、花が咲いた後にできる大きく膨らんだ赤い苞と蕚の時に使われます。

なおローゼルはハイビスカスティーやジャムなどに利用されますが、花材のローゼルは観賞用で食用にはなりません🙅‍♀️





今回のコデマリは、枝ぶりも春に出回るコデマリとは違いました。

細い枝がただ弓状に垂れ下がるのではなく、枝先がクルッと巻いていたり、くねくねしたり、と表情があります。

面白みのある枝ぶりと斑入り葉のおかげで、コデマリの醍醐味である白い花が無くても十分魅力的な花材でした。

もちろん切り花でも白い花がついた斑入りコデマリが出回ることがあったら、是非活けてみたいものですが😊



なぜか季節が逆戻り?


8月の終わりに活けたタニワタリは日持ちのする葉ものです。



うまくすると2週間くらい持ったりしますが、8月に購入したタニワタリは、うち1枚が飛びぬけて丈夫で、4週間近く経っても緑を保っていました。


そこで、その1枚をもう一度使って作品を作ることにしました。


タニワタリに合わせたのはペニセタムと赤いケイトウです。



ペニセタムはイネ科チカラシバ属の植物で、チカラシバといえば道端などによく生えているアレですね。

種類としては穂が赤紫だったり、白だったり色々あるのですが、今回のペニセタムは見るからにチカラシバという感じ。

でも店内で見たそれは道端の雑草ではなく、とてもオシャレで魅力的な花材でした✨


ここに前回使ったコニカルブラックも加えて作品が完成しました。





ペニセタムもケイトウもコニカルブラックも秋の花材なのに、なんとなく夏の花活けに見えるのは気のせいですか?

器がガラスというのもあるだろうけど、やっぱり熱帯原産のタニワタリの存在が大きかったかも。

たった1枚使っただけなのに、タニワタリのパワー恐るべし😱

おかげで前回の秋の花活けから季節が夏へと逆戻りしてしまいました😅



一気に秋の花活け


先日、紅葉したチョウジソウを購入しました。

チョウジソウといえば、7月に青々とした葉を活けたばかりです。



それが今は黄色い葉へとすっかり様変わりしていました。


緑の葉も素敵だけど、紅葉した葉もたまらなく魅力的です❤️


この黄色の葉には、同じ店内にあったコニカルブラック(トウガラシ)とパニカムを合わせることにしました。



パニカムは先月活けたものとは別の種類です。

前回のような枝垂れるタイプではなく、張りのある直線的な茎で、穂も青いのでシャキッと爽快な印象があります。





左側のコニカルブラックの下方に、こっそり白い小花のマトリカリアがいます。

実はこの花はお店からのプレゼントで、この作品用に選んで買ったものではありません。

なので本当はここにいる必要がない花なのですが、せっかく頂いたので、ちょっと入れてみました😅



前回のいかにも夏らしい作品から一転して、今回は秋モードの花活けとなりました🍂

私自身、緑の葉のチョウジソウを活けたのがついこの間のように思っていたので、紅葉した姿を見た時は、一気に季節が進んだ気がして驚きました。

まだ秋の花材は出始めたばかりですが、もう少しすると実もの花材も多く出回るようになるので楽しみです😊



夏の終わりに活けたもの


今年の夏の花活けは、気がつくと清涼感のあるデザインばかり追っていました。

以前は夏といえどもそこまで涼しさにこだわることなく、色んな活け方を楽しんでいたのですが、

猛暑が当たり前になってからは、とにかく涼しく過ごしたいという気持ちが強くなって、それが花活けにも影響したのかもしれません。

とはいえ、さすがに同じ傾向のデザインは飽きたので、今回は気分を変えて、元気になる花活けを目指すことにしました。


使用した花材はタニワタリとヒマワリです。


タニワタリとはこんな感じの葉物。


艶々した葉の縁がウエーブしているのが特徴のシダ植物です。





ヒマワリは4種類使っています。

夏の風物詩である花火のイメージで活けてみました🎆

ちょっと子供っぽく見えるけど、明るく元気な作品にはなったと思います😄


今まで夏になると、涼しげな作品の他に今回のような力強さを感じるものも好きで、よく活けていました。

暑い時に熱いものを食べると良い、というのと同じ?で、元気をもらえます。

暑さで疲れた夏の終わりに、パワー系の花を活けて正解でした👍



暑くても頑張れそうな花活け


このところ暑さ対策として清涼感のある花活けを目指してきましたが、今回は暑さに対抗できそうな花材を使って作品にしてみようと考えました。


まず選んだのは黒ヒエとパニカム。



どちらもこのままドライになるので、萎れてダメになる心配は無く、以降は秋の花材としても使えます。


この2つに合わせて淡いグリーンのクルクマと黒色系のシックなフロックスを購入しました。



切り花で出回るフロックスは白い小花が集まって咲くタイプが主ですが、これは花が開かずガクを観賞する「ライオン」シリーズのフロックスで、花弁がないので長持ちするそうです。

一方のクルクマは日持ちする夏の花材の代表格です。


さらにシネンシス(ハイブリッドスターチス)も追加しました。



シネンシスは生花とほとんど変わらぬ姿でドライになります。





細長いグリーンの葉はアレカヤシで、クルクマとセットで売られていました。

日持ち重視で色としては地味なものばかりになってしまいましたが、軽やかなパニカムの穂のおかげで涼しげな感じにはなったと思います😊



今回の花材を買った時、店の方からおまけでバラを2本頂きました🌹

何度も利用している店だけど、そんなことは初めてだったのでちょっと驚き。

こう暑いと花は持たないし、売れないし、だったら...ということなのか?🤔

何はともあれ、おまけは嬉しい😄



チョウジソウで花活け


今回はチョウジソウを使った花活けです。

チョウジソウは初夏に淡いブルーの星形の花を咲かせますが、花材となると花付きのものが手に入るのは短い期間だけで、その後は葉物として出回っています。



過去記事をたどってみたら、6年前にもチョウジソウを使った作品がありました。



今回チョウジソウにはルドベキアとヒメヒマワリを合わせました。

両方とも、見るからに「キク科」と分かる花です。





黄色の花がヒメヒマワリ、アンティークな茶系の花がルドベキアです。

前回は梅雨のどんより感解消のためにアジサイとナツハゼを花材に選びましたが、今回のチョウジソウも清涼感があり、さらに器をガラスにしたので、より涼しさを演出できたのではないかと思っています。



ところで先週、異常な疲労感に襲われ、動くのも辛い時がありました😣

幸い一日休んだら何とか回復して大事には至りませんでしたが、いま思うと「梅雨型熱中症」になりかかっていたのかもしれません。

気温がそれほどでなくても、湿度が高いと熱中症になりうることを実感しました。

梅雨が明けたら明けたで、次は猛暑酷暑がやってくるし、しばらく気の抜けない日々が続きそうです😔



雨が似合う花


梅雨真っただ中で、スッキリしない日々が続いています☔

晴れの日が少ないと気持ちも沈んできますが、そんな時に爽やかさを運んでくれる花と言えばアジサイ。

そこで今回は梅雨時のどんより感を解消すべく、アジサイを活けることにしました。


アジサイに合わせたのはナツハゼです。

ナツハゼは初夏から初秋にかけて出回る枝もので、今の時期の青葉はアジサイと同じく清涼感をもたらしてくれます。





アジサイは輸入物も多いため年間を通して手に入れることができますが、今回活けたのは国産アジサイで、出回るのは5~7月頃です。

輸入と国産の違いは出回り時期のほか、花の大きさ、花色などに見られますが、それとは別に私が一番違うと感じるのは、国産アジサイは花木として枝ごと売られているということ。

輸入物は茎でカットされた状態になっています。

今回のアジサイは一本の枝から茎が3つに分かれて花が付いていました。


ここ数年、輸入物のハイドランジア(西洋アジサイ)を買うことが多かったので、久しぶりに国産アジサイを活けてみたら、何かとても新鮮な気持ちになりました。

華やかなハイドランジアに比べると控えめな印象ですが、瑞々しく楚々とした美しさがあって、やっぱりアジサイは雨が似合う、梅雨時ならではの花だと改めて思いました😊