梅雨時に咲くアジサイの花が終わりを迎えるころ、アジサイの仲間であるノリウツギが咲き始めます。
先日ライムライトという品種のノリウツギ(別名ピラミッドアジサイ)が切り花で売られていたので購入しました。
写真だとオフホワイトに見えますが、実際はその名の通り淡いグリーンがかった色になっています。
これをそのまま花瓶に入れるだけで良さそうな感じ✨
でも同じ店内にあったワレモコウがこのノリウツギに合いそうな気がして、一緒に買うことになりました。
えんじ色というのでしょうか。黒に近い深い赤色です。
色合わせとしては良いと思うけど、帰ってから活けてみたらワレモコウだけだと弱いというか、何かバランスが悪い気がしました。
そこで前回使ったヒオウギの実を加えることにしました。
こう言うとその場に都合よくヒオウギの実があったように聞こえますが、
実はノリウツギとワレモコウは、ヒオウギを仕入れる前日に別の店で買い求めたものです。
そして買った時から気になっていたのが、ノリウツギの水揚げの悪さ。
花材を買い足したいけど、肝心のノリウツギは次の日まで持ちそうもない雰囲気がありました。
実際、翌日にはかなりヘタった状態になっていました (´-ω-`)
もうこれは無理かと思ったのですが、
でもいくら何でも一日で終わりなんて、それはないよね 😥
ということで、その日に入手したヒオウギの実を引き入れて無理矢理活けてみました。
ヒオウギの実のおかげでだいぶ誤魔化せたけど、ノリウツギは本当にもうギリギリ持ちこたえている感じです。
何だかとてもスピードを求められるバタバタした花活けになってしまいました。
アジサイは水揚げが悪い花と言われていて、それに対処するための様々な水揚げ法があります。
普通のアジサイだったら、そういうケアをすることで私でもちゃんと水は上がってくれます。
だけどノリウツギのように萼片(花弁に見えるもの)がひらひら薄いものはどうもダメ😟
私のやり方がまずいのかな?