先日、久しぶりにいつもお世話になっている近所の生花店に行きました。
そこで勧められたのがボケ(木瓜)の枝。
ボケは正月花に使うなど、早春に活ける花木のイメージがありますが、今回店にあったのはそれとは全く異なるものでした。
花も葉もなく、苔が生えてます。
太さ2cm以上、長さは90cm越え。なかなかの重量感です。
苔木のボケには脇枝も付いていて、それは苔のついていない普通の枝でした。
花はほとんど終わって、新しい葉が出ています。
さて、それから半月ほど経った現在、実はまだこの苔木を活けていません。
どうしたものかと考えているうちに日にちばかりが過ぎてしまいました💦
一方、脇枝の新葉はどんどん成長して存在感を増してきました。
苔木のことしか考えていなかったけど、こうなったら脇枝を活けるのもありかもしれない🤔
ということで今回は、新葉が伸びたボケの枝で花活け、となりました。
合わせる花はスーパーで買ってきました。
成長著しいボケの葉、伸び放題です😄
ボケは花や実の時期によく使う好きな花材ですが、花が終わった後の若葉の枝を活けたことはなかったように思います。
(そもそも若葉の時に出回っているのを見たことないし)
お馴染みの花材なのに違うものみたいで、何だか新鮮✨
でも折り矯めができて形を作れるところはやっぱりボケですね。
花や実が無くてもボケは良い👍と再認識した花活けでした😊