今回の花活けはオーストラリア原産のカンガルーポーを花材に選びました。
色違いで2種類購入しました。
カンガルーポーは花の形がユニークであるだけでなく、花と茎が細かい毛で覆われて独特の質感を持っているところが非常に面白い植物です。
その花姿がカンガルーの前足に似ているということからカンガルーポーという名前が付いたそうですが(ポーは動物の鉤爪のある足の意味)、
言われてみればそんな風にも見える?
花は筒状の先端部分が6つに裂ける形で開花します。
咲く前の状態も観賞価値があるけど、咲いたら咲いたでそれもまた良し👌
このカンガルーポーにはアジサイを合わせることにしました。
これも色違いで2種類購入。
アジサイはシーズン中に一度は活けておきたい花の一つです。
それにしても花色が豊富にもかかわらず、いつも同じ色を選んでいるような🤔
ボリュームがあって存在感のあるアジサイと、花は小振りだけど個性の強さで存在感を出しているカンガルーポー。
両者を合わせてこんなアレンジが出来上がりました。
白のアジサイは大部分が後ろ側に隠れていて、ほとんど緑のアジサイだけで活けているみたいになってしまいました。
まあ逆側から見ると白アジサイがメインになるということで、リバーシブルみたいなものです...なんてね😋
今回のカンガルーポーはおよそ花っぽくないので、好き嫌いが分かれる花かもしれません。
私はというと、「好き派」の方です。
前回のシャクヤクのように誰が見ても美しい✨という花ももちろん好きですが、
何とも不思議な花姿のカンガルーポーは、見れば見るほど魅力的です。
さらにカンガルーポーは日持ちが良く、このままドライフラワーにもなるところもポイント高いですね。
花持ちが良いって、これ大事!(特にシャクヤクの後では痛感😅)