気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

新しい店で買った花


花活けの花材は主に家の近所の店で購入していますが、隣駅まで出かけた時はその近辺の店もチェックするようにしています。

ただ隣駅はうちの駅より大きいにもかかわらず、生花店が極端に少なく、しかもお値段高めなのでほとんど利用したことはありませんでした。


ところがそんな隣駅に1年ほど前、突如新しい店がオープンしました🎊

これは嬉しい!

見ればなかなか良さそうな店だし、今度ここで何か買ってみよう😃


そう心に決めてから何故か1年が過ぎ(笑)、先日ようやくこの店で花を買いました。

買ったのはラナンキュラスとタマシダ。



今回のラナンキュラスはモロッコ咲きという咲き方で、花色は赤に近い濃いピンク(ワインレッド?)。

切り花の品種改良が年々進んで、ラナンキュラスも過去のイメージを覆すような花色や咲き方が増えています。


今回は最初にラナンキュラスを買うと決め、タマシダはそれに合わせて選びました。

ラナンキュラスを選んだのは第一に花の持つ魅力からですが、

その時ちょうど正月花で使った銀ヤナギのリメイクを考えていたところで、そこに使えそうだと思ったこともあります。

果たしてその結果は?



撮影場所が変ですが、銀ヤナギがちゃんと写る場所がここしかなかったもので💦


銀ヤナギはこの器に入れようと最初から決めていて、それもラナンキュラスとタマシダを選んだ理由の一つになっています。

つまり器の口が狭くて茎が細くないと入らないという話😅



さて今回利用した隣駅の店。

競合店が少ない良い場所を選んだなと思ったら、ごく最近、すぐ近くに某有名フラワーショップがオープンしました。

まー大変😱

買う方としては店が増えるの大歓迎だけど😄



新年最初の花活け


2024年最初の記事です。

今年もよろしくお願いいたします😊


今回の作品は正月花です。

本来なら年末に仕上がっているはずの正月花を、年が明けてから活けることとなりました。


花材は定番の正月用花材を揃えました。



ダイオウショウ(大王松)、ナンテン南天)の実、金銀のヤナギ。

ダイオウショウとナンテンはしめ飾りにも利用しました。


この3つの花材だけで正月花にするのもありだけど、お正月に花ものが無いのはちょっと寂しい🤔

そこでしつこく店内を見回していたら...店の片隅にお宝を発見しました!😆



花径が10cmくらいの不思議な咲き方をするマム(西洋菊)です。


「品種は聞かないで(笑)」とお店の人に言われたので、自分なりに調べてみたら、どうやらマノアという名のデコラマムらしい。

※マムは咲き方によって分類されていて、デコラマムは花弁が密集して隙間なく咲くデコラ咲きのマムです。

あまりに魅力的な花なので、他の花は一切目に入らなくなりました😄


花材は以上で全部です。

これらを使った今年最初の花活けはこんな感じになりました。



金銀のヤナギの輝きが、写真ではなかなか上手く写らなくて残念😔

実際はもっと煌びやかで、おめでたい感があります✨



今回の花材は昨年末に用意していて、ようやく活けることになった時にはすでに購入から1週間経過していました。

そしてブログも、新年を迎えて10日も経ってからの更新。

と、何もかもスローテンポですが、今年も気が向いたら花を活けて、細々とでもブログを継続できたらいいなと思っています😄



今年の花活けはしめ飾りで終わり


2023年もいよいよ明日で終わり。

1年は本当に早いです💦


そして今年の花活けは、しめ飾りで終わりとすることにしました。

正しくは、「今年」ではなく「今年」ですね。

以前はちゃんと年内に正月花を活けて終わりだったのですが、いまや間に合わないのが当たり前みたいになっています😅


何とか踏ん張っているのは、しめ飾りが一夜飾りにならないように28日までに作るということだけ。

せめてこれだけは死守しよう!と思っています。(大丈夫か?🤔)



使用花材は、ダイオウショウ(大王松)、ナンテン南天)の実、ブルーバード、そして松かさと稲穂。

ダイオウショウとナンテンは正月花用に買った花材(活けていないけど花材だけは買ってある👌)から一部貰いました。

ブルーバードは前回のクリスマスアレンジで使ったものです。 まさかここで役に立つとは思いませんでした。

ちなみにしめ縄部分は100均のしめ縄リースを使っています。



今年は途中でブログ名を「気が向いたら花活け」と変えたのをいいことに、本当に気が向いた時しかブログを更新しなくなってしまいました。

そんなやる気のないブログをご訪問くださった皆様には感謝の言葉しかありません🥲

一年間ありがとうございました✨

どうぞ良いお年をお迎えください😊



遅ればせながらクリスマスの花活け


クリスマスが間近に迫っている今頃になって公開するのもアレですが、今回の作品はクリスマスに向けて制作したものです。


去年のクリスマスはサンキライの赤い実とブルーアイスでリースを作りました。



オーナメントの松かさを除くと、使用した花材は2つだけというシンプルなものでした。


で、今年の花材はというと、



左から、モミノキ、ブルーバード、サンキライ、ヒムロスギ。

去年より2つ増えました。


シルバーグリーンの葉のブルーバードは一緒に買ったヒムロスギと形が似ていますが、 ヒムロスギより葉がふかふかしていてボリュームがあります。

ドライのサンキライの実は渋めの赤になっています。



リースを作る目的で花材を選んだので、生の花は買いませんでした。

花材だけ見るとグリーンばかりで暗い感じだけど、オーナメントを付ければまた変わってくるはず。



どういうこと?? リースのはずがアレンジになっている😮

リースにする前に器に入れてみたら意外といけそうだったので、急遽路線変更となりました😅


ここに赤いバラなど入れたら華やかなアレンジになったと思いますが、あえて花材はそのままに、ゴールドとシルバーのオーナメントを付けるだけで乗り切りました。

もともと渋い色味が好きなので、この方が気持ち的に落ち着くし😊



お口直しにDiorの金のなる木、じゃなかった、生命の木(TREE OF LIFE)の写真を貼っておきます。



昼間の写真なのでいま一つキラキラ感がないですが、夜になるとライトアップでゴールドに光り輝くツリーとなります。

さすがゴージャスなクリスマス✨



ブルーのアスチルベを買ってみました


前回のスイートピーを購入するより前に、一つ衝動買いしてしまった花がありました。



ブルーのアスチルベです。


このブルーは天然の色ではなく染めたものです。

アスチルベの自然の花色は白、ピンク、赤といった明るい色ですが、近年はブルーやグレーなど様々な色に染めた切り花が出回るようになりました。

とはいえ主流はやはり白、ピンク系で、今回のようなブルーはいつでもどこでも手に入るというものではありません。

なので先日これを見つけた時、思わず買ってしまいました😄


ちょうど前回のスイートピーの余りがあったので、このアスチルベと合わせてみることにしました。



さらにここに別のスイートピーも追加。



これはスーパーで見切り品になっていたものです。

明らかに弱っていましたが、絞り咲きのスイートピーはあまり見ないので買うことにしました。



せっかくのアスチルベを余りものと見切り品のスイートピーと一緒に活けていいのか、と思いつつも、花活け決行💪



絞りのスイートピーはさすがにヨレヨレ💦

全体的に見ても、もう少しスイートピーが欲しかったかな。

余りものだけで済ませよう、なんてケチな考えを起こさずにちゃんと買い足せばよかったです😅



染めの切り花はアスチルベに限らず色々な花で出回っていますが、自然な仕上がりで魅力的なものもあれば、これはちょっといかがなものかというものまで様々です。

個人的にはわざとらしさを感じるものはNGですが、今回のブルーのアスチルベは綺麗に染められていて好感の持てる花でした。

聞くところによると、アスチルベは染色のバリエーションが増えているとか。

機会があったら別の色も試してみたいと思います😊



秋の終わりのススキを活ける


先日、穂が開いたススキが束になって売られていたので買ってきました。



22本入りで300円。 シーズン中だったらあり得ない価格です。

数も中途半端だし、いかにもお月見の時の売れ残りを束ねた感じでしたが(違っていたらスミマセン🙇‍♀️)、

ススキは穂が開いた方が好きなので、かえって好都合でした👌


同じ店で、このススキに合いそうなガマズミの赤い実も購入しました。



これもちょっと残り物っぽい🤔

実が付いている部分だけ切り取ったような、小さな枝です。


その日に買った花材はススキとガマズミだけでした。

とりあえずこの2つで活け始めてみたのですが、さすがにちょっと物足りない感じがしたので、

ここにスイートピーを追加することにしました。



スイートピーは昔から好きな花で、見かけるとつい買ってしまいます🎵

今回もススキとガマズミとの相性を考える前に選んでしまいました😅

大丈夫かな?




ススキと赤い実のガマズミを購入したときは当然「秋」の花活けになると思っていたのですが、春の花のスイートピーが入ったせいで何だか季節がぐちゃぐちゃになってしまいました💦

ガマズミとスイートピーの部分だけ見ると、ほとんど正月花?(笑)



今年はいつまでも暑い日が続いて、秋を感じる間もなく12月になったような気がします。

おかげで「秋」を活ける機会も逃してしまいました😔

これからはいくら暑くても、秋の花材が出てきたら即刻活けないとダメですね。



ダメな花材と決めつけたらダメ


去年の夏、いつもお世話になっている生花店で謎のつるもの植物を貰いました。



店の入り口横にもともと生えていた正体不明の植物ということだったのですが、このあいだ花材を買いに行ったときに再びこれを頂いてしまいました。


だけど正直なところ、私はこれを貰ってもちょっと微妙でした😅

というのも水が下がりやすくて葉はすぐ萎れるし、茎もふにゃふにゃで、とても扱いにくい素材だったからです。



実際今回もあまり日を置かずして萎れてきたので、これは早々にゴミ箱行きだろうと思いました。


ところが萎れるたびに切り戻しをしていたら、それなりに環境に慣れてきたのか徐々に復活💪

ほとんど捨てる気でいたのですが、ここで急遽方針転換して

活けてみることにしました😄


合わせる花材も急いで買いに行って、

オレンジ色のダリアと



朱赤のウモウケイトウを手に入れました。




謎の植物は復活してきたとはいえ、凄く元気というわけではないので、いつまたダメになるか分かりません。

活け終わるまで何とか持ってくれることを祈りつつ、作品を仕上げました。



驚いたことに謎の植物は、頂いてから20日ほど経った今も持ちこたえています。

貰った時には想像もしなかった、まさかの結果😲

最初からダメな花材と決めつけていた自分を強く反省しています🙇‍♀️


ついでに言うと、一緒に活けたダリアも私の中ではすぐダメになる花という認識だったのですが、思ったより長持ちしました。

品種改良が進んで、切り花のダリアも以前より持ちが良くなったと聞いてはいたものの、過去の苦い経験からにわかには信じられなくて。

思い込みは禁物🙅‍♀️と、つくづく思いました。