前回の記事のあと、ようやく重い腰を上げて花材を調達しに出かけました。
相変わらず外は暑い、どころか前よりもっと酷い暑さになっているなかで、
何とか生花店にたどり着き、やれやれ ┐(‘~`;)┌
そこでまず購入したのはキイチゴの枝でした。
キイチゴは初春から晩秋まで出回り、季節によって違う姿を楽しむことができる枝ものです。
真夏の今の時期は大きくてしっかりした緑の葉がたっぷりと付いています。
キイチゴに合わせる花として選んだのはヒマワリです。
夏の花と言ったら、やっぱりこれ!
今回はいつもより迷わずに花材が決まりました。
というのも暑くて頭が回らなくて😅
とにかくササっと買って、とっとと帰ってきました。
ただ活ける方はなかなかササっとはいかず、いつもの通り悩んだあげく、ようやく完成となりました。
キイチゴは手のひら状の葉に加えてジグザグに曲がった茎の形に面白さがあるので、それを意識して活けてみました。
ちょっと上の方の葉がモサモサしてるけど、キイチゴとヒマワリの明快なフォルムのおかげでメリハリのあるスッキリした仕上りになったように思います。
暑くなると、花も凝ったオシャレ系のものよりパンチの効いたものを活けたくなります。
近年ヒマワリも花弁がニュアンスカラーだったり、従来のヒマワリとはだいぶ雰囲気の違うものが出回るようになりましたが、
今回は黄色の花弁に芯が茶色という、定番中の定番とも言えるヒマワリを選びました。
改めて作品を見ても、この単純な色かたちのヒマワリにしておいて正解だったと思っています。