今回は初めての花材に挑戦しました。
ヤナギバグミ(柳葉茱萸)です。
別名ロシアンオリーブと呼ばれていますが、葉の形がオリーブに似ているだけでオリーブの一種ではありません。
これを最初に見た時、枝も葉も白っぽくて、やけにインパクトに欠ける枝ものだなーという印象でした。
ところが!
よくよく見ると葉っぱの裏がシルバー!
表側もシルバーがかったグリーンだけど、裏はもう完全にキラキラしています✨
写真は表と裏の葉を並べて撮りました。(ちょっと判別しにくい?)
このヤナギバグミは、深い紫色の器に活けることにしました。
普段は花材が全部揃ってから器を選んでいるのですが、今回はシルバーの葉があまりに素敵なので、それに一番合いそうな器を先に決めてしまいました。
後から選ぶことになった合わせる花材は、カーネーションとセロシアに決定。
カーネーションは複色のものを2タイプ購入しました。
シルバーは割と相手を選ばない色だし、器の紫も特に他と合わせづらい色とは思いません。
なので色々選択肢はあったのですが、結局無難なところで器と同系色の花に落ち着きました。
シルバーとボルドー色を組み合わせたら、何だかマダム系の花になってしまいました (^^ゞ
これはこれでありだと思うけど、もっと違う色で冒険しても良かったかな。
なお、ヤナギバグミは葉のほとんどが裏を向くように活けています。
花材は鑑賞する側から見て裏向きにならないように活けるのが基本ですが、今回はどうしてもシルバーを強調したくて、あえてこのような活け方にしました。
と言ってもこの写真では、光の当たり具合でシルバーだか何だかさっぱり分からない💦
実物は光り輝いていて、本当に綺麗なんですけどねー😅