前回の花活けで使用した花材は、うち半分がその前の作品で使ったものの再利用でした。
一回使った花材でも元気なうちはとことん使いたいし、活け方が気に入らなかったものは違う作品に作り変えてみたいし、
いつもそんなことをやって花材を使い回すことが多いです。
このブログに載せた作品も、数えたことはないけど大半がそんな感じになっている気がします。
そして今回の花活けもそのパターンを踏襲することになりました。
再利用したのはフロックスとリキュウソウです。
フロックスはそんなに長持ちしそうな花には見えないのですが、つぼみが沢山ついていたこともあり、この蒸し暑い環境にあっても意外と粘っていました。
今回はここに新しくルドベキアを加えました。
前回の作品が地味というか色味の少ないものだったので、ちょっと明るい花を選んでみました。
さらにもう一つ入れたのがマウンテンミント。
これこそ地味なんだけど、ミントの香りと共に見た目にも爽やかさを感じて試しに買ってみたものです。
結局、前回のリユース花材だったロータスリリーとヒメミズキが退場して、代わりにルドベキアとマウンテンミントが入ったということ。
この組み合わせで出来上がったものがこちらです。
マウンテンミントは向かって右奥にあって、いるのかいないのか存在がよく分からない😅
別に無くても良いようなものだけど、ボリュームアップには役立ちました。
今回は花材の再利用の話でしたが、私が通っているいけばな教室ではそれとは真逆のことがあって、稽古が終わった後に花材をそのまま丸ごと捨てていく人が時々います。
海外や地方から来ていてホテルに持って帰れないなどの事情がある人もいるようだけど、単純に稽古が終わったからもういらないという人も意外といるらしく、ちょっとビックリ(⦿_⦿)
世の中、考え方は本当に人それぞれですね。
私や稽古仲間はというと、ゴミ入れの中からまだ使えそうな枝や花をせっせと拾っています。
ゴミあさりしているみたいに見えるかもしれませんが、こっちは宝探しをしている気分🎵
楽しんでやってますヾ(=^▽^=)ノ