気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

葉っぱが落ちても頑張れる枝もの

コロナのせいでいけばな教室に行かなくなってから、はや5カ月。

いまや稽古のことは頭にも浮かばなくなり、明日で7月が終わるというのに8月のレッスン状況のチェックもすっかり忘れている有様です(^▽^;)

結果は明らかと思いつつ一応確認してみると、やっぱり全レッスン満席でした。

いやー、皆さん熱心ですね。

レッスン縮小はまだまだ続くだろうし、受講枠争奪戦に参戦する根性も無い私は今後も頑張ることなく、ゆるゆると花活けを続けていくことになりそうです。


さて今回の花活けは2か月ほど前に使ったヒメミズキの枝が再登場です。

と言っても緑の葉は当然落ちたあとで、現在は何もない枝だけの状態です。

普段なら葉が落ちた段階で処分するところですが、常に稽古花材があった頃とは違い、今は枝もの花材が私にとって貴重な存在。

裸の枝になっても何かの機会に使えるかも、と捨てずにとっておきました。


合わせる花材として前回のロータスリリーも再登場させることにしました。

前回はギボウシの陰に隠れて残念だったので、今回は表舞台に立っていただこうかと。


ここに白い花のフロックスと、

茎の線が美しいリキュウソウを加えました。


花材は以上ですが、何だか色がえらく地味。

本当は赤や紫などの色を入れてピリッとさせたかったんだけど、まあいいや😅

葉が無いと何の枝やら?だけど、ヒメミズキはこんな風に曲げることも容易で、とても聞き分けが良い枝ものです。


アレンジとしては、色も含めて、まあ無難な仕上がりかな。

何はともあれロータスリリーの顔は正面から見られるようになりました。

横から見た八重の形も面白いけど、正面から見ても非常にインパクトのある魅力的な花です。

あまり入荷しないものだとお店の人も言っていたし、このユニークなユリを買って本当に正解でした。



コロナの感染状況を見ると、私が年内に稽古復帰できる可能性はほとんど無さそうです。

年が明けてもどうなるか、全く先が見えないし。

そうこうするうちに、そういえば昔いけばな教室に通っていたなー、なんて思い出話になってたりして(‐∀‐;;