気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

7月の稽古も無理そうです

6月のいけばな教室のレッスンはコロナ対策で条件的に厳しくて参加できなかったのですが、世間ではどんどん自粛解除が進んでいるようだし、7月は通常レッスンに戻るのでは?と期待を込めてHPをチェックしたら...

甘かったです(´-ω-`) 条件は6月と全く変わりませんでした。

まだまだ慎重ですね。

飲食店など営業再開したところでも人数制限してたりするわけだから、いずこも同じなんでしょうけど。

そういうわけで7月の稽古も見送ることになりそうです。


さて今回の花活けはちょっと前のものに戻って、先月の白いシャクヤクを使ったアレンジになります。

シャクヤクは複数購入していたので、レッドチャームと一緒に活けたものとは別にもう1つ作品を仕上げていました。


合わせた花材は紫のクレマチスです。

クレマチスはカッコ書きでテッセンとされていることがありますが、クレマチスの和名がテッセンなのではなく、テッセンはクレマチスの中の一種なのだとか。

私は園芸の知識が乏しいのでその辺のことはよく分かりません ┐(‘~`;)┌

ただいけばなでは全部テッセンの名で通っている気がします。


これにレッドチャームとのアレンジにも使ったヒメミズキを加えました。


深紅のシャクヤクの代わりに紫のクレマチスが入ると白シャクヤクも違うもののように見えてきます。

ゴージャス感はないけれど、爽やか系のアレンジになりました。

シャクヤクがかなり小振りなので、バラやカーネーションと言っても通りそうな感じです。

クレマチスの花は購入時は3つあったのですが、管理が悪くて1つダメにしてしまいました💦

そのせいかちょっと物足りない感じですね。


ところで教室の6月の予約状況を見たら、全クラス満席となっていました。

私が行っている夜のクラスは元々受講者が少ないので、今回の人数制限があっても楽勝だろうと思っていたんだけど、とんでもなかったみたい ( ̄∇ ̄;)

たぶん昼のクラスからあぶれた人たちが押し寄せたんだろうと想像しています。

今後もその争奪戦が続くとしたら、私がそこに入り込む余地はあるのかなー😅

シャクヤクの後はドクダミで花活け

前回のゴージャスでパワフルなレッドチャームから一転して、今回はグッと控えめで清楚な花のドクダミを活けることにしました。

ちょうどシャクヤクの切り花が市場に出回るころ、うちの方ではドクダミの開花期を迎えます。

なので毎年シャクヤクを活けたら続けてドクダミも活けるパターンが多くなりました。


去年はドクダミをグリーンベルと合わせて活けています。


気の利いた焼き物の器なんかがあったら、それにドクダミを一輪挿すだけでも風情があって素敵だと思います。

だけどうちにはそういう器が無いし、複数採集してくると全部使いたくなってしまうところもあり、

結局今回も採ってきたものを残さず使うことになりました。

ドクダミだけの一種いけです。合わせる花材を探す時間が無くて😅

そのまま器に入れただけみたいで面白味が無いけど、自分としてはガラスの花器を使ってドクダミの赤い茎を意識して活けています。

とは言っても、写し方が悪くガラスが光って見づらいし、バランスとしても花や葉の方に目が行って、どうも自分が意図したようにはならなかったみたい。

来年またチャレンジですね。

ドクダミは無料花材なので気楽にトライできるところも魅力です (^_^)v


今回はもう一つおまけの花活けを。

先日使ったガーベラとルピナスの花を、ゴミ箱行きにする前に全部並べてみたものです。

ガーベラも花弁がだいぶ乱れてて本当に終わる寸前💦

公開するのもどうかと思ったけど、ドクダミだけでは寂しく感じたので賑やかなものをもってきました (^○^)

ボリュームが凄すぎるレッドチャーム

前回のシャクヤク、レッドチャームが手に負えないくらい大きくなってしまいました。

花材紹介の時の写真は購入の翌日に撮ったものでしたが、

この時点で前回のアレンジを仕上げて、その次の日になったらこんな感じになりました。

真ん中部分が縦にも横にも膨張しています。

おかげで花器に対してサイズオーバーになってしまい、もっと大きい花器に活け直さないとバランスが取れなくなってしまいました。


そこで我が家で一番重量感のある花器を引っ張り出すことに。

新旧2つの花器を並べてみます。


レッドチャームがボリュームたっぷりなので、そこに白のシャクヤクを足すだけでもいけるかな、と思ったのですが、

試しに去年のクリスマス花材だったゴールドのアレカヤシも入れてみることにしました。

アレカヤシいらなかったかも。

にしても花が でかい (@_@;)


最初は直径5cmほどのつぼみだったレッドチャームは見る見るうちに大きく花開いて、最終的に花径が16cm超えの大輪になりました。

シャクヤクはその終わり方も含めて短い間にビックリするほど変化する花だと思っていましたが、レッドチャームのドラマチックな展開は予想以上!

普通のシャクヤクよりお値段高めだったけど、それなりの価値はありましたね。



ところで今回のシャクヤクを買う時に、「シャクヤクは開花した後そんなに持たないですよね」と言ったら、お店の人に不思議そうな顔をされてしまいました。

その人によれば1週間くらいは持つものらしいのです。

あれ? 私の今までの経験だと、花が開いたらせいぜい3日でサヨナラだったんだけど😅

よっぽど私の管理が悪いのかと思って、その場は笑ってごまかしてきましたが、果たして今回は...

やっぱり3日が限界だったー (>_<)

我が家の環境がいけないのかな。

何しろ通気性が悪くて熱がこもり易いし 。

あ、そう言えばもう梅雨入りが始まってますね。

コロナも怖いけど、カビも怖い~😱

シャクヤクはやっぱり活けておかないと

緊急事態宣言が解除されて、じゃあ来月のいけばな教室はどうなるんだろう?

と思っていたら、早速通知が送られてきました。


それによると、レッスン日時を半分に減らし、かつ各レッスンも人数制限して予約制にするとのこと。

感染防止対策としてマスク着用必須、体温検査や消毒液設置など巷で行われていることはひと通りやって、

さらに先生方はフェイスシールドまで着用!!(*∀*;)

と、まあレッスン再開するのも並大抵なことじゃないなと思うような内容になっていました。


だけど私としては感染の恐れよりも、レッスン日の選択肢が無くなったのが痛かったです。

結局、来月の受講は見送ることにしました (´・ω・`)



さて今回の花活けはゴージャスなシャクヤク、レッドチャームの登場です。

雄しべが花弁化して盛り上がる手まり咲きで、この咲き方と深い赤の花弁がとても魅力的な花となっています。

買った時はまだつぼみだったのですが、翌朝にはもう開花していました。


このレッドチャームと一緒に白いシャクヤクも購入しました。

品種名を聞いたんだけど忘れてしまった (;・∀・)

色は真っ白ではなくてオフホワイトの優しい感じで、小輪タイプです。


さらにヒメミズキの枝も手に入れました。

久々の枝もの花材です。嬉しい (≧▽≦)


今回の花材は以上の3つ。

シャクヤクは開花するとその後が早い、というイメージがあるので、とっとと活けることにしました。

シャクヤクも期間限定もので、毎年その時期には活けておきたくなる花ですが、レッドチャームのような手まり咲きのものを扱ったのは初めてでした。

大輪で独特な花の形が深紅の花弁と相まって、圧倒的な存在感を放っています。


このレッドチャーム、活けている間にもどんどん開いて形が変わり、翌日にはもっと凄いことになってしまいました。

それについてはまた次回😊



教室から届いた通知ですが、その内容から感染対策にかなりピリピリしている様子がうかがえました。

教室に限らず、施設でも店でも感染防止に費やす労力は相当なものだろうと改めて感じた次第です。

それにしてもいけばなの先生たちがフェイスシールドをしているのを見たら、何か笑っちゃいそう ( ´艸`)

あ、ちょっと不謹慎でした?(;^_^A

もう利用しないかもしれないと思った花屋

何やら否定的なタイトルになっておりますが、先日地元の生花店であまりにガッカリしたことがあって、もうそこでは買う気がしなくなったという話です。

原因は前回のアレンジで使った斑入りのミスカンサス。

バラ売りしていたものを20本買ったのですが、その中に明らかに不良品と言える代物が数本あって、特にうち1本は根元から完全に枯れて葉っぱの体をなしていませんでした (|||_|||)

店員の女性は束の中から1本1本数えながら分けていたので不良品に気付かないわけがありません。

その場を全部見ていなかった私も迂闊だったんだけど、まさかそんなことをするとはね🤦‍♀️


その店はこのブログにもたびたび登場していたお手頃なサービス束を提供しているところです。

よく利用していた店だったのに、これで一気に信用できない店へと変わってしまいました(◞‸◟)



さて花活けの方ですが、今回はそのミスカンサスと一緒に購入した2種類のアルストロメリアを花材に使いました。

 

これも品質としてはそんなに良いものではありません(軒並み評価が下がっている^^;)。


このアルストロメリアに合わせたのは、スーパーで安くなっていたオリエンタルリリー。

白い花弁に薄いピンクが入っています。

一つ付いていたつぼみ以外は花が咲ききっていたので値段を下げたのだと思いますが、花自体は特に傷んでいません。


ミスカンサスの件でモヤモヤしているときに、このオリエンタルリリーがいつもの高貴な香りを放っていて癒されました。

その香りに包まれながら、気を静めてようやく作品が完成。

あれ、開いているユリがいない?

アルストロメリアとのバランスに苦戦した結果、オリエンタルリリーはつぼみだけの採用になりましたとさ。そんな~😅


でも数日後、このつぼみは綺麗に開きました。

最初に開花していたものよりピンクの色がよく出ていて綺麗🎵

なお一緒にいるのは前回のアレンジで使ったドラセナとミスカンサスです(ミスカンサス、意地でも使ってる!)。



件の店はお手頃価格を売りにしているだけあって安かろう悪かろうの商品もあったのですが、私はそれらも練習用の花材と割り切って利用していました。

だけど今回は酷すぎました。悪意さえ感じます😟

店の姿勢と言うよりその店員個人の問題なのでしょうが、重宝していた店だっただけに本当に残念なことでした (。-_-。)

葉っぱも見逃せないルピナス

前回のガーベラを買った時、同じ生花コーナーにあった値下げ品の中に思わぬ掘り出し物を見つけました。

春の花のルピナスです。

マメ科の花で、同じマメ科のフジと花の形がよく似ています。


すでに下の方の花が終わりつつあるにもかかわらず、ブルーに白が混じった花は他の切り花の中でもひときわ目立って素敵でした♡

しかも魅力的なのは花だけではありません。

実際私が花よりも惹きつけられているのは、この個性的な形をした葉っぱ!

この掌状の葉にこそ他の草花にはない面白さを感じます。

最初はガーベラしか目に入らなくてルピナスは見逃していたのですが、帰る直前に気が付いて幸いでした (^^)v


今回の花活けは、このルピナスに前回使わなかった黄色のガーベラを合わせることにしました。

ここに前回のドラセナの葉も加え、

さらにもう一つ、ドラセナと一緒に買った斑入りのミスカンサスがあったのでそれも追加。



活けている間にルピナスの花がかなり怪しくなってきて、これはまずい💦、と焦りながら何とか完成に至りました。

買ったルピナスは、実は全部で3本ありました。

できれば全部使って仕上げたいと思ったのですが、形が決まらないうちに花はどんどん落ちるし (;・∀・)

結局諦めて一番姿が良さそうな1本のみで仕上げることになりました。


今回のルピナスを購入したのは先月のことでした。

春限定の季節ものなので、切り花で出回る時期としてはもう最後の方だったと思います。

だいぶくたびれた状態でしたが、それでも十分楽しませてもらって、私にとっては当たりの花材でした。

おかげでちょっとテンション上がったし、また来年も出会えたらいいな、と思っています😊

時間はたっぷりあると考えて

ステイホームを利用して、かねてより気になっていた花関係の古い雑誌を捨てようと思い立ちました。

ところがいざ始めてみると、これが遅々として進まず..

読み出したらダメだと分かっていても、改めて見るとなるほどなーと思うものが多くて、逆に隅々まで読み込む羽目に陥っています😫

これ無理かもね (´-ω-`) かえって収拾つかなくなっている気がします。


さて花活けの方はというと、こちらは滞りなくいつものペースで進めています。


今回の花活けでメインに使った花材はドラセナ。

元々どこの店でも入手しやすい葉ものですが、それはいまのような状況でも変わらないようです。


そして花材の2つ目は、立ち寄ったスーパーで見かけたガーベラです。

ごくオーソドックスな形と色のガーベラです。

ありふれているものなのに、いつになくこの単純な明るい色に心惹かれて買ってしまいました (^○^)


さらに前回のデルフィニウムも入れることにしました。

デルフィニウムは今回のドラセナと一緒に購入したものだったのですが、前回のアレンジで使いきれなかった分がだいぶあり、どこかに使えないかと思っていました。


今回は以上の3つの花材で花活けです。

ドラセナがそこそこ存在感のある葉ものだったおかげで、思ったよりコンパクトな作品にならずにすみました。

なおガーベラはオレンジ色のものだけになりましたが、黄色の方は別のアレンジに使ったので、次回ご紹介できればと思います。



ここで最初の話に戻ると、

一向に進まない雑誌の断捨離ではありますが、読み返してみて学ぶことが多かったのも確かです。

それに結構読み飛ばしていたところがあったのも分かったし、家にいる時間はたっぷりあるわけだから、この際じっくり腰を据えて読んでもいいのかもしれません。

とは言うものの、

やっぱりさっさと片付けて、スッキリしたい(●≧ω≦)9