前回の花活けで使った晒しカラタチは、過去に使用したあと棚の奥にしまい込んでいたものですが、それを引っ張り出した時、もう一つため込んでいた花材が出てきました。
去年使った枯れススキです。
このススキは昨秋の終わりごろに買ったもので、いかにもお月見の時の売れ残りという感じでした。
さて今年の中秋の名月はいつかというと、明日9月17日です。
だったら今年はこのススキをお月見の花活けに使えるかも👍
ススキが棚の奥から出てきたのも何やら暗示的だし(単なる偶然だけど😅)。
ということで、早速ススキと一緒に活けるお月見用の花材を買ってきました。
リンドウ、ピンポンマム、ワレモコウです。
お月見の花としてセットで売られているものを見ても、この3つとススキはテッパンですね。
特に黄色と白のピンポンマムは、月と団子に見立てるのにちょうど良い花となっています。
お月見用の定番花材ではあるけれど、今回唯一違ったのはススキの穂の状態。
今ごろ出回っているススキは穂が開く前のシュッとした姿なので、その場合は長い丈のまま活けた方がススキの魅力を生かせるかと思いますが、穂が開いてフワフワした状態だとシュッとした印象にはなりません。
そこで今回のススキはフワフワの穂をまとめてモフモフの形にしてみました。
ちょっと暑苦しかったかな🤔
ちなみに去年はススキをそのままの形で使ったので、穂にダメージを与えずに済んだのですが、
今年はやりたい放題曲げてしまったので、穂が飛ぶわ、飛ぶわ😣
さすがにこれではもう使い回しはできません🙅♀️