気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

新年の花活け

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたしますヽ(´∀`☆)ノ


昨年末の慌ただしさの反動で、年明け後は思い切りダラダラと過ごしてしまいました。

完全に気が抜けてしまった感じですが、年末に手が回らなかった正月花もようやく活けることができて、やれやれといったところです。

今回は遅ればせながらそんな正月花を紹介させていただきます。


正月は当然花市場もお休みなので、花材は昨年最後の稽古で使ったものと、年末に少しだけ花屋さんで仕入れたものとを使いました。

稽古花材はしめ飾りにも使用したワカマツと、


庭木でもお馴染みの花木で正月花材としても好まれるボケでした。

たびたび言っていることですが、稽古用の花木だと花付きの良いものはあまり期待できません。

でも今回は悲惨というほど寂しいものではなくて助かりました。


ここに花屋さんで購入したハボタンを加えてみることにしました。

ハボタンは正月用に必ず登場する花材、というか正月限定の花材ではないかと思っています。

庭植えのハボタンは寒い冬の間ずっと楽しめるものですが、切り花については正月をターゲットにした非常に限られた期間だけしか流通しないようです。



以上の花材で今年初めての花活けを行いました。

お正月なのでもっとゴージャスにしても良かったのですが、そもそも花材が揃えられなかったので至ってシンプルなものになりました。

せめてここに水引を足すともっとお正月らしい花活けになったかと思います。(あいにく水引も買い忘れまして^^;)


今回の花活けで一番の懸念はボケが正月まで持つか、ということでした。

というのも一年最後のいけばな稽古は正月用の花を活けるのですが、それが行われるのが毎年クリスマスより前。

持ちが良いと言われているボケの花であっても、それが果たしてどの程度のものなのか心配でした。

でもおかげ様で何とかボケの体裁を保ったまま年を越してくれてホッとしました。

これは幸先良いということかしら。

年明けから何やらきな臭い世界情勢になっていますが、今年が平和な良い年となるよう願うばかりです(*-ω人).。oO