今月に入って2回続けて、セッカヤナギという一般的にはあまり馴染みのないヤナギを使った作品になりました。
そして今回の作品もまたヤナギ...でもこちらは誰でも知っているネコヤナギです。
どういうわけだか先月の稽古でヤナギが続いてしまいました。
自分で選んでおきながらこう言うのもなんですが、セッカヤナギと違ってネコヤナギに対してはそれほど思い入れがありません。
でも銀白色の花芽が付くネコヤナギは春限定の花材なので、やはり季節ものは活けておくべきかと考えてこれを選ぶことになりました(相変わらず季節限定という言葉に弱い^^;)。
作品にはこのネコヤナギのほかに、同じく春の花材であるチューリップを使いました。
1本の茎が二股に分かれて2輪咲いている、枝咲きのチューリップです。何かお得感がありますヽ(゚∀゚)ノ
さらに合わせる花材としてウイキョウも追加しました。
ウイキョウは過去にも登場しましたが、ハーブで言うところのフェンネルです。
独特の香りがあって、私はいつもピクルスを連想してしまいます。
なおウイキョウは季節花材ではなく、一年中手に入るものです。
以上の3つの花材を使って活けたのがこちら。
ネコヤナギは銀白色のふわふわ花芽が売りのヤナギですが、肝心の花芽がほとんど見えません💦
稽古花材なのでもともと花芽にばらつきがあったこともありますが、稽古中にもポロポロと落ちたし、
さらにわが家の例の白い壁問題で、わずかに残った花芽も写真では判別しにくくなりました。
こうなるともうネコヤナギだか何だか分からないですね (;^_^A
3月も半ばを過ぎるとネコヤナギもチューリップもピークが過ぎた感じになりますが、今回の作品を活けたのは1か月前で、ちょうど両方とも旬の頃でした。
季節花材はちょっとモタモタしていると一番良い買い時を逃してしまいます。
なのでその季節にしか手に入らない花材はあらかじめチェックしておいた方が良いかもしれません。
もっとも、1年で一番花が多い春は季節ものだらけですけどね 😅