ECOな花活け生活

何は無くとも花を飾って部屋は明るく!

名前によってイメージが変わる花

秋の彼岸の頃に咲く花と言えばヒガンバナ

今年も各地で鮮やかな赤い花を咲かせていましたが、このヒガンバナと同じような時期に、ヒガンバナによく似た姿のリコリスという花が出回っています。

近所の花屋さんでも売っていたので買ってみました。

リコリスヒガンバナ科リコリスヒガンバナ)属の球根植物ですが、リコリスという名は学名で、リコリス属の園芸種の総称となっているそうです。

ヒガンバナもこのリコリス属の植物なので、リコリスの一種ということになります。

でも切り花として見た時、日本のヒガンバナと今回のようなリコリスは同じものではないので、名前を一緒にされてしまうとちょっと紛らわしいですよね。

ちなみに今回買った花屋さんでは、ヒガンバナリコリスはそれぞれ別物として販売していました。


さて購入したリコリスですが、前回のアレンジで使ったクジャクヒバの土台がまだまだ元気だったので、花をリコリスに入れ替える形で活けてみました。

前回のオリエンタルリリーのうち、後から咲いたものを一緒に入れました。

リコリスはもっと黄色のものが欲しかったのですが、その店には無かったため、やむなくこれで妥協。

ユリほどインパクトは無いにしても、リコリスは花が5,6個固まって丸い形になっているので、それなりに存在感があってヒバに負けずに頑張っていると思います。


今回はもう一つおまけ。

オリエンタルリリーも次から次へと咲いてくれたので、余ったリコリスと合わせて活けることができました。


ところで日本で咲いているヒガンバナは、お彼岸という時期に加え墓地に植えられていたりもするので、死人花とか幽霊花などという恐ろしい別名があり、日本では不吉な花として見られる傾向にあります。

一方、欧米ではリコリスが縁起が悪いなんて言うことは全く無く、むしろ人気の花として多くの園芸品種が栽培され、日本のヒガンバナも外国人観光客には評判がいいとか。

花そのものは個性的で美しいので、不吉を連想させる環境が無いのなら、好まれて当然という気はします。

もっとも日本の花市場においてもヒガンバナに対する扱いが変わってきたようで、以前は球根としては売っていても切り花を花屋さんで見ることは無かったのですが、今は真っ赤なヒガンバナが店頭に並ぶようになりました。

やっぱり間違っても死人花なんて怖い名前を付けちゃダメですね。

他にも縁起の悪そうな名前がいくつも付いていてイメージダウンも甚だしく、ヒガンバナにとっては本当に迷惑な話です。


なおハーブや漢方でおなじみの甘草(カンゾウ)も英語名でリコリスと呼ばれ、リコリスキャンディーなんかもありますが、あれはマメ科カンゾウ属の多年草ヒガンバナ科リコリスとは関係ありません。(読み方は同じでもスペルは違う)

ヒガンバナ科の方は有毒なので、口にしたら大変なことになります...やっぱり怖~い?(^▽^;)