前回のドラゴンヤナギはおかげさまで順調に根が成長しています。
ますます捨てられない...一体いつ片付けるんでしょうね、私 (゚-゚;)
とりあえずドラゴンのことは先送りにして、残っている他の花材をそろそろ処分しようと考えました。
対象は前回のタンチョウアリウムとラナンキュラス、そして前々回のモカラです。
どれも花持ちが良い花材なのでまだしっかりしているのですが、そうは言ってもモカラは購入からすでに2週間近く経過。
長持ちも結構だけど、さすがにもういいんじゃないかっていう気になります。
で、いつものように、まだ鑑賞に堪えうるものはもう一度活けてから終わりにすることにしました。
まずはモカラから。
ドラゴンヤナギの枝がいくつか余っていたので一緒に活けてみました。
今度は全く葉が無い状態のドラゴンです。
葉があったらずっと綺麗だったはず、と返す返すも残念 (T-T)
まあ自分が悪いんだけど。
ドラゴンの他に、ベランダで咲いているビオラをモカラの間に入れました。
ちょうどモカラと同系色だし、花の形も同じように平べったいので違和感なく馴染んだ気がします。
もう一つのアリウムとラナンキュラスについては前回のアレンジのまま終わらせてしまっても良かったんですけど、まだ元気なうちに別のアレンジに挑戦してみたくなりました。
ラナンキュラスは出回るのが寒い時ということもあり花の中では持ちが良い方だと思いますが、今回のリメイク花材の中では一番弱いですね。
というか他の2つが強すぎる!
大輪の白いラナンキュラスは時間とともにどんどん開いて、ますます大輪になりました。
あまりに大きくなりすぎたので、外側の花弁を数枚カットしました。
それでもかなりのインパクトです。
今回は白の他に2種類のグリーン系のラナンキュラスを使いました。
アップの写真が無いのでわからないと思いますが、白はいかにもラナンキュラスという感じの薄紙を何枚も重ねたような柔らかなイメージのものです。
もう一方のグリーン系は片方が明るいグリーン1色、もう一つがちょっと暗めのグリーンで花弁の縁に少しピンクが入っています。
グリーン系は両者とも花弁が幾重にも重なっているのは白と同じですが、花弁が波打っていてちょっとカサカサした感じ。
前回も言いましたがラナンキュラスは本当に種類が豊富で、いままでのラナンキュラスのイメージを覆すようなものまで次々と登場しています。
どの種類も魅力的で、見ていて飽きない大好きな花です。
もう一つのタンチョウアリウムは、つぼみから開花へと花の変化はありますが、花自体はとても長持ちします。
タンチョウという名にふさわしいつぼみの状態の時が私は好きですが、全部開いて赤紫のボール状になってしまっても、それはそれで良いかもしれません。
これも好みの問題ですね。
先日、稽古仲間が花展に出品してアリウムを使ったのですが、デザイン上、水につけない状態になっていました。
それでも多少花が萎んだかなという程度で、3日間ほとんど変わらず元気だったそうです。
凄い生命力!
いまの季節しかない花だし、丈夫だし、形は面白いし、ラナンキュラスとは別の意味でとても好きな花材です。
今回は3つの花を活け直して、とりあえずスッキリしました。
と言ってるそばから次の花材が来てしまっています。
うーん、きりがない (>_<)