先日ようやく、いけばな教室の初稽古に行ってまいりました。
新年早々こんなことを言っては何ですが、寒がりの私にとって、寒空の夜に教室に向かうのは正直気が重いです。
サボっちゃおうかなー、と何度思ったことか。
それでもなんとか教室にたどり着くと・・・
明らかにいつもより人が少ない (x_x)
ですよねー
こんな寒い日は、とっとと家に帰って、温かい晩ごはんを食べてぬくぬくしたいって、誰でも思いますよ。
と、ひとしきり心の中で愚痴った後、粛々と?花活けを開始しました。
お正月なのでおめでたい感じにしようと思い、赤い枝のサンゴミズキをまず選択。
寒くなると枝が鮮やかな赤(珊瑚色)になるミズキ科の植物で、花材としては、秋の落葉後から新芽の出る春先までの、赤い枝だけの状態で出回ります。
今の時期だと、多分どこの店でも手に入るポピュラーな枝ものです。
今回はそれに赤いバンダモカラを合わせました。
バンダは主として東南アジア原産のランです。
バンダというと、私は美しい青紫色の網目模様のものを思い浮かべてしまうのですが、花色は結構豊富で、ブルー系の他にも赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など様々あります。
*バンダではなくモカラの間違いでした。訂正させていただきます。
赤い枝に赤い花で、おめでたいアレンジになったでしょうか?
赤い敷物までして、めでたさ無理やり強調 (^^ゞ
サンゴミズキはとても柔軟性のある枝なので、かなり曲げてもバキッと折れることはないです。
色の美しさに加えて、そうした形の作りやすさもあることから、展覧会で使用する人も多く、とても人気の花材になっています。
一方のバンダモカラはなかなかゴージャスで、ちょっと贅沢気分になりました。
なにせ普段がお手頃花材ばかりなもので、この程度で豪華な花!と思ってしまいます。
情けない ^^;