稽古花材で、淡い黄色のダリアを購入しました。
ダリアといえば初夏から秋にかけて咲く花。
なので昔は真冬にダリアが出回ることはありませんでしたが、いまは一年中販売されるようになりました。
冬のダリア...歌にもあったみたいですが
なんか幻想的でオシャレな響き ♪
と、そんなことはさておき、私が言いたかったのは、ダリアの品質の話。
今回のダリアはとても優雅な雰囲気があり、それで購入することにしたのですが、同時に思ったのは、これはあまり持たないかも、ということでした。
その予想は見事に的中。
翌日にはもう花弁が傷み始めていました。
ダリアは花持ちが悪く、水下がりしやすいので、ある程度は仕方がないと覚悟していました。
でも、まさかこんなに早いとは!
たしかに稽古場で見た時点で、もうこの花は終わりですよ~感が漂っていたし、当然といえば当然の結果なのかもしれないけど、ちょっと残念すぎます ...ρ(。 。、 )
今回購入したダリアは上の写真のものの他にもう一本あって、その方がもっと傷みが進んでいました。
これはもう処分するしかないか、と思ったのですが、家で一度も活けないまま、しかも一日経たないうちに捨てるのも納得いかないので、意地になって作品にしてみました。
傷んだところを切り取っていったら(変色部分が多少残っているけどこれが限界)、ダリアの面影皆無ですね。
本来なら一本でも様になるダリアだけど、これはとても無理なので、前回使ったバンダ、その前のヒペリカム、さらに昨年最後の稽古で購入したナンテンの実まで動員して、弱ったダリアを支えました。
ん? 支えてない?
使い回しの花材では、ダリアの悲惨さをさらに引き立たせてしまったかもですね (^ω^`)
ちなみに最初の写真の、まだマシな方のダリアはこんな感じに活けました。
かろうじて存在感を保っているように見えたので、前回のサンゴミズキを少し添えるだけにしてみました。
こういうあっさりしたアレンジにすると、「シンプルすぎるっ!」と周りからクレームが出ます。
ホント、おっしゃる通り。
当初の予定ではこちらだけをブログに載せるつもりだったのですが、思い直しました ヾ(^-^;)