気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

ようやくアジサイが登場、と思ったら

先週からちょっと体調が悪くて、とうとう熱まで出てしまいました。

最初はエアコンで鼻と喉をやられただけと思っていたのですが、どんどん症状は酷くなるし、なかなか平熱に戻らなかったりで、もしかしたら風邪だったのかもしれません。

とにかく安静にして土日でしっかり治しておけばよかったのに、寝込むほどではないと自己判断したのがいけなかったようです。

予想外に長引いて何日も苦しい思いをしてしまいました。(いまだ完治には至らず)

皆さんは体調いかがですか?

たとえ軽い風邪だと思っても、絶対に侮るなかれ!ですね。

おかげで行く予定だった稽古も諦めました。

予定を一回逃すとスケジュールが非常にタイトになってしまうため、今月の稽古はお休みすることになりそうです。

たまには休んでもいいんじゃないの、という優しい声がどこからともなく...空耳か?


それはさておき、だいぶ体調が戻ってきたので、ようやくブログに取り掛かる気分になりました。

と思ったら、今月は肝心の作品がまだ無かった「(。>ω<。)

どうしようかと考えた末、先月最後の稽古花材で仕上げたものを公開することにしました。

使った花材はブルーのアジサイ、ガマの葉、ルリタマアザミ、ニチニチソウ(白)、スプレーカーネーション(淡いピンク)。

実を言うと花材に難ありで、そもそも活けるかどうかも怪しかった作品です。

どこに難があるか、一目でわかるのが上からヒョロヒョロっと垂れ下がっているガマの葉。

ほとんど枯れてます(笑)

もちろん稽古の時は清々しい緑で、爽やかな印象の葉でした。

本来は持ちが良いはずなのですが、家で何日か放置していたらこんなことになってしまいました。

明らかに自分が悪い \(-_-;)

では何で放置していたかというと、アジサイの方に気をとられていたからでした。

残念なことに今回のアジサイは購入した時から弱っていました。

もともと水揚げに注意が必要な花材ではありますが、単に水揚げが悪かったという問題ではなく、もう終わりに近づいている花だったのかもしれません。
一部すでに枯れてましたしね。

随分手をつくしてみたのですが、どうもピリッとせず、しばらくそんなことをやっているうちに、今度は元気だったガマの葉が変色するはめに。

さっさとアジサイに見切りをつけて別の花材を見つけてくるべきでした。失敗しました「(≧ロ≦) 


ガマの葉が変色し始めた時点でアジサイもろとも捨てようと思ったのですが、こうなったら何でもいいから一緒に活けてしまえっ!とばかりに仕上げたのがこの作品。

写真だとアジサイの弱っている部分が何とか隠せているけど、実際はかなりボロボロです。

それにどう見てもガマの葉の枯れ色は、他の花材と合いませんよね。

ちなみに他の花材、ルリタマアザミとカーネーションはちょっとやそっとではヘタリません。

ニチニチソウはベランダで咲いているものを持ってきたので、この中で一番生き生きしてました。


今回はあたかも今の自分の体調と連動しているかのようなアレンジでした。

変なものをお見せしてしまい失礼しました。

大好きなアジサイだっただけに、自分としても本当に残念。

次回はちゃんと万全な体調で、元気な花材を使って活けたいと思います。

意外と活けにくい花器

前回記事の時は梅雨の真っただ中で、まだまだ先は長いと思っていたのに、異例の早さであっけなく関東甲信地方の梅雨が明けてしまいました。

何だか拍子抜け(◎_◎)  世の中何が起こるか分かりませんね。

そして梅雨が開けたら早速暑い!

ジメジメも嫌だけど、暑いのも耐えられない(;≧皿≦)
いずれにしても文句タラタラです。


こうなると花活けも今度こそ爽やか系で行きたい~

と思って活けてみたのですが、どうですかねー

あんまり爽やかとは関係なかったかも。

使った花材は、枝ものがトサミズキ、花はウイキョウとガーベラです。


ウイキョウはハーブのフェンネルの和名です。

香料や生薬として古くから利用されており、いけばなでも花材としてよく使われています。

茎の線や花のつき方が独特で面白い素材なのですが、今回のウイキョウは初めから水が下がっていて、色々頑張ってみたものの結局回復しませんでした。

茎が長いままだと萎れた姿がいかにもみすぼらしいので短くカットするしか道はなく、それでも器の縁から思いっきり花がうなだれてしまいました (ノω・、)


トサミズキは、枝が柔らかくて矯めが効く枝ものです。

扱いやすさに加えて丸い葉と薄黄色の花も魅力的で、私の中ではかなりポイントの高い花材。

花の時期はもう終わっているので、今は葉を楽しむ花材ですね。

と、それなのにこのアレンジの枝にはほとんど葉が無い..

本当はこんな感じの葉でした。(だいぶ葉の表面が傷ついていますが)

葉が無くなってしまった大きな原因は使った器にあります。

ブログにもたびたび登場するこの器は色がとても気に入って購入したものなのですが、いかんせん、器の口が狭いため思ったより花は入れられません。

ツル首型の花瓶はそもそも一輪挿し向きのものです。

でもこの器は比較的ボリュームがあるので、自分としては花一輪用とは考えていませんでした。

なのでついつい沢山入れたくなる、でも入らない、の繰り返しで、色がお気に入りではありながら、最も手こずる花器になっています。

今回はウイキョウがこの器に合っていると思って選択したのですが、枝ものがあるのだからやめておけば良かった。

器と花とのバランスを考えた結果、最終的に枝はこんな感じになってしまいました。

トサミズキさん、ごめんなさい。

次回出会った時にはもっとうまく活けられるように努めますので ヾ(^-^;)

梅雨時の花活け

季節柄しょうがないことですが、うっとうしい日々が続いて妙に疲れます。

晴れたと思ったら、極端に蒸し暑かったりするし。

天気予報によるとこれからムシムシした夏日がしばらく続くとか..もう勘弁してほしいです (>ω<)

よく梅雨時に頭痛がひどくなる人がいますが、私の場合はどうしようもない倦怠感が悩みの種。

この季節に体調良好な人なんているのかしら、と思ってしまいます。


とにかくこの不快感を何とかしたい。

そんな時、花や緑の力って結構大きいと私は思っていて、例えばアジサイスイレンなどを見ると重だるい気分がスッキリ一新されるような気がします。

各地のアジサイの名所を訪れている人たちもそんなリフレッシュ効果を感じているのではないでしょうか。


となると花活けにも当然アジサイを・・・

と思いきや、今回の稽古花材はそれとは全く違うものでした。

だったら何でアジサイの話を振ったのか?自分でも訳わかりませんが、その日の稽古は個人的にテーマがあって、葉ものを使った作品を制作することになっていました。

そして選んだのがモンステラ

稽古の時にちょっと葉を傷つけてしまいました。

人気の観葉植物なので、家で育てている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

葉の形が個性的で、プリント柄とかアート作品などにもよく使われていますが、花活けでも定番の葉もの花材となっています。


そんなモンステラに黄色のガーベラを合わせてみました。

モンステラを丸めたりなどして、葉の表と裏の対比を楽しめるようにしました。

この写真だとあまり対比が目立たないかもしれませんが。

ガーベラも品種改良が進んで、今は色も単色ばかりでなく2色咲きのものも多く店頭で見かけるようになりました。

でも今回はモンステラが非常に印象の強い花材なので、それに負けないようにガーベラもくっきりと目立つ黄色一色にしてみました。

モンステラの持っている南国のイメージに単純な色と形のガーベラが加わることによって、トロピカルさが一層増したアレンジになったかと思います。

他にも南国っぽい花材を足していけば、それはそれでにぎやかで楽しいものになりそうです。


梅雨時には花活けも爽やかなものが欲しいところですが、一方でこういうはっきりした強い印象のものを飾るのもどんよりした空気を一掃するのに効果的ではないでしょうか。

なーんて、別にモンステラを選んだのは梅雨対策のためじゃないし、ちょっと後付けの理由なのがバレてますね。

でもトロピカルなものが元気を運んでくれると思ったのはホント。

結果的にこの季節に合ってたんじゃないかと ☆^▽^☆


トロピカルなんて言っていたら、何だかもう真夏の気分になってきました。

今年の夏は暑いんでしょうか。

冷夏も良くないけど、暑けりゃ暑いで困るんですよねー (。•́︿•̀。)

資源ごみに出す前に花を入れてみました

前回のガラスの器に入れたシャクヤクの花弁が思いのほか好評で、ちょっとビックリしています。

ほとんど器に放り込んだだけのものだったので、正直公開するのもどうかと思っていました。

でも捨てるには惜しいほど綺麗な花弁だったことをどうしてもお知らせしたくて、写真をアップすることに。

どうやらその美しさは伝わったようですね。 良かったー \(^o^)/

ダメ元でやったことだっただけに、なおさら嬉しいです。


さて、そうして心ゆくまでシャクヤクを楽しんだ後、次の稽古花材がやってきました。

昨年も活けたことのある青い実のサンキライです。

ですが今回のサンキライ、どの器に活けようかと色々試してみたものの、どれもしっくりせず困ってしまいました。

何度も言うように手持ちの器が少なくバリエーションに乏しいので、どう活けても同じようなイメージになってしまったり、面白みに欠けるような気がすることがしばしばあります。

これはまた袋小路に入りそう、と嫌な予感がしたところで一旦やめにしました。

こんなときは掃除でもして気分一新しましょうかねー♪

と、せっせと片付けに励んでいたところ、ふと目に入ったのがスープの空き缶。

資源ごみに出そうとしていたものでしたが、これって水を入れられるんだから花器代わりになるよね、と思い立ち、

トライしてみたのがこちら。

お馴染みのキャンベルスープの缶に活けました。
片方の缶は白にペイントしてあります。

今回の花材の量からすると大きさ的にはちょうど良かったかなーという気はしますが。


一緒に入っている花はトルコキキョウです。

偶然にも昨年と同じ花材の組み合わせになってしまいました。

今回のトルコキキョウは一般的なものに比べて一回り花が小さく、色はシックなローズ系。

トルコキキョウも昔はそんなに種類が無くて単一なイメージでしたが、どんどん品種改良が進んで、今は咲き方も色も非常に増え、多種多様な花になっています。

ちなみにトルコキキョウは北米原産のリンドウ科の植物で、国名のトルコとも花のキキョウとも全く関係ありません。

日本に輸入されたときにこの名前がついたようですが(つまり和名です)、どうしてこんな名前になったのか、花の形がトルコ人のターバンに似ていたからとか諸説あるものの、本当のところははっきりしないそうです。


今回のアレンジに関して言うと、サンキライの実が去年のものに比べても圧倒的に少なかったのがネックになっていました。

私はサンキライの青い実がことのほか好きなので、肝心の実に期待できないのはかなり辛い...

そこで少ない実を何とか生かせないかと、そこにこだわり過ぎて行き詰ってしまいました。

でも考えてみればサンキライの魅力は実だけではありません。

葉と枝も個性的で、特に枝はカクカクと折れ曲がった線に面白さがあります。

一旦休憩を入れてみたところで、ようやく実から枝に目が行くようになり、空き缶の助けも借りてこのようなアレンジに落ち着きました。

行き詰ってしまう時ってやっぱり一つの方向しか見えていないんですね。

もっと頭を柔軟にしないと引き出しも増えないし (-ω-;)

しょっちゅうそんな反省をしているのですが、なかなかうまくはいきません。


なお今回使った空き缶はこの後直ちに資源ごみに出しました。

そこは全くこだわりなく(⌒▽⌒)

シャクヤクの花の咲き時

先日予定より多くシャクヤクを買い込んだおかげで、我が家も珍しく華やかな空間へと変貌しました。

一本でも十分豪華で香りも良く、そのうえお手頃価格で手に入るというシャクヤクは、つくづくコスパの高い花だと思います。

そんな良いことづくめのシャクヤクですが、一つだけ難点があります。

それは開花のタイミングをはかるのが難しいということ。

シャクヤクを活けたことがある方なら経験済みだと思いますが、切り花のシャクヤクは咲き始めると満開になるのが非常に速く、そしてその後はあまり長くは持ちません。

私の今までの感覚からすると、満開から2、3日後に終わってしまう確率が高いです。

となると長く楽しむためにはつぼみの段階で購入するのが良いわけですが、シャクヤクはつぼみの期間がとても長く、買った時点で開花までどのくらいかかるのかがよく分かりません。

咲くまで一週間以上待つこともあり、咲いたら咲いたで花の命は短くて...開花に関してシャクヤクはなかなか難しいところがあるのです。

まあ自分用の花なら、そういうものだと割り切って買えばいいだけの話ですけど。

とりあえず私は購入する時、つぼみの他に開きかけのものを少し混ぜるようにしています。

ちなみに前回のアレンジで満開になっているシャクヤクはその2日後に全壊しました ^^;


残りのシャクヤクはまだつぼみでしたが、幸いにもその後それほど待たずに開花して、次の花活けを楽しむことができました。

これは咲ききっておしまいになる寸前のものなので、だいぶ花弁が怪しい感じになっています。


満開になった後のシャクヤクですが、その終わり方はちょっと見もので、まだ綺麗なうちに一斉に花弁がバラバラと落ちていきます。

また大量の花弁が降り積もった景色もかなりインパクトがあり、と同時に、捨てるのはもったいなーい!と思うような美しさがそこにはあります。

そのためいつも、この花弁を何とかしたい、という誘惑にかられ、

そして今回も花弁をかき集めて器に入れてみました。

これはアレンジではなく、単純に花弁を鑑賞するだけのものです。

濃いピンクのシャクヤクの束の中になぜか少しだけカスミソウが入っていたので、それを一緒に入れてみたものの、量が少なすぎてアレンジといえるようなものにはなりませんでした。

実は今回のシャクヤクは、薄いピンクと濃いピンクの2種類だと思っていたのですが、花を並べてみたら、薄いピンクの方はさらに濃淡2種類あったことがわかりました。

こうして並べてみると色が3色あることがはっきりわかると思います。


ところで前回、縦型と横型の2つのアレンジの写真をアップしたところ、両者を比較されてコメント下さった方々がいらっしゃいました。

アレンジに迷いがあった私にとっては本当に有り難いことです。

そしてなんとその方々は全員、横バージョンの方を推されていました。

自分としては行き詰って投げ出した感のあったアレンジでしたが、最初にひらめいたものの中により良いものがあったみたいですね。

いつものことながら自分では判断できなくなることが多いので、皆様のご意見、ご感想は大変勉強になり、励みになります。

ありがとうございました(≧∇≦)

おかげで漂っていたモヤモヤが解消され、スッキリしました!

スーパーでシャクヤクを買う

前回は旬の花としてドクダミを紹介させていただきました。

繁殖している姿がいまいちなのでどうかなーと思ったのですが、頂いたコメントを拝見すると思ったよりドクダミの花に好印象を持たれた方が多いようで、なんだか安心しました。

少しでもドクダミのイメージアップにつながったのなら、嬉しい限りです。


さて、そんな旬の花つながりで、今回はシャクヤクを花材に選んでみました。

シャクヤクの自然開花期は5~6月ですが、市場には3月から出回っているとのこと。

とはいえ一般的に花屋さんで多く見かけるようになるのは5月に入ってからだと思います。

昨年は稽古で使ったシャクヤクで花活けすることができました。

けれど今年はこれまでのところ、稽古でシャクヤクを使う機会がなく、

今月もどうなるか分からないし、あの豪華な花を活けずに終わるなんてあまりにも寂しい...

そう思った私は、シャクヤクを求めて花屋さんへ向かいました、

と、その前にちょっとスーパーで買い物があったので寄り道。

するとなんということでしょう!

生花コーナーが特売で、3本入りのシャクヤクの束が300円で売られているではありませんか!(要するに1本100円ですわね)

地域によっては当たり前の値段かもしれないけど、うちの方では間違いなくお買い得な商品です。

前日に花屋さんの前を通りかかったときは、確か2本入りで300円だったはず。

その時は買えなくて後で買いに来ようと思っていたのですが、あそこで買わなくてよかったー

喜び勇んで3束買ってしまいました(●⌒∇⌒●)


幸せ気分で家に帰って、早速花活け。

一緒に入っている葉はドラセナ(サンデリアーナ)、枝は先月の稽古で使ったサクラです。

葉がついていないサクラは水を吸う必要がないので、このようなデザインが可能になりました。


このアレンジについては、横に寝かせたサクラの枝をどうカットするか迷い続けて、結局決められないままモヤモヤ感が残りました。

そこで別のサクラの枝を使って新たに作品を作ってみることに。

縦バージョンです。

こちらの枝は明快な線なので、あっさり終わりにすることができました。

形としては横バージョンも好きなんだけど、私の中では縦バージョンの方がスッキリ収まった感があります。

出来不出来を別にすると、縦にするか横にするかは、飾る人の好みや飾る場所にもよりますね。


ところでシャクヤクは種類によって色や咲き方も様々ですが、香りもそれぞれ違います。

今回の場合は薄いピンクの方が甘いバラのような香りになっています。

濃いピンクの方はちょっと青臭い感じ。ただ近くに寄らないと分からない程度の香りです。

甘い方は離れていても香ってきますが、主張しすぎない品の良い香りなので、匂いがきつすぎて頭が痛くなるなんてことにはなりません。

狭い部屋にきつい香りのカサブランカなんか置いた日にはもう・・・(>_<)

今回は見た目がゴージャスなうえに甘い香りに包まれて、たっぷり優雅な気分を味わうことができました。

特別レアな品種のシャクヤクが欲しいなら別だけど、普通のシャクヤクだったらスーパーで買うのもありですね。

改めて安売りスーパーに感謝です ♪(⌒∇⌒*。)

もらってきた花材でアレンジ

このところ一歩外に出ると、必ずと言っていいほどドクダミの花が目に入ります。

今年もそんな季節になったんですねー。

今がまさに旬の花です。

ドクダミを旬の花なんて言うと、「え?」と思われるかもしれないですね。

薬草として有名ではあるものの、そこかしこに生えてるから雑草のような印象だし。

でもよく見るとドクダミの花は清楚で美しく、花材としても十分いける植物なのです。

小さな花瓶に一輪挿すだけでも、何か風情があって良いんですよね。

昨年もそんなドクダミで花活けしました。

活けながら間近で見ると、ますます可愛い花だなーと実感したものです。

そうなると、やっぱり今年も活けてみたくなる。

ということで、昨年同様、実家の庭のドクダミをもらいに行くことにしました。


先日のムラサキハナナもそうだったのですが、ドクダミも自然に任せてほとんど増え放題という状態でした。

おかげで気楽に採集できて、こちらとしては好都合だったけど、こんなに放置したままの庭っていかがなものか (^_^;)


まあそれはさておき、勝手に生えてきた植物仲間でフキの葉もあったので、それももらってきました。

色合わせとしてはちょっと地味ですが、この2つだけで活けてみることにしました。

花材費ゼロのアレンジです ^^

フキの葉は切り葉にしてみてわかったのですが、ものすごく水落ちしやすいです。

葉の面積が広く、しかもあまり厚みが無くてひらひらしているので、イヤーな予感はしたんですよね。

とりあえず乾燥しないようにたっぷり濡らして持ち帰ったせいか、その日は大丈夫だったのですが、翌朝になったら見事に萎れていて、特にもらってきた3枚の葉のうち一番小さい葉が重症でした。

若い葉であった分、弱かったのかもしれません。

しつこく水切りなどをした結果、大きい葉は多少改善が見られたのですが、それ以上は無理そうだったので諦めてそのまま活けることにしました。

 ※水切りとは、植物を長持ちさせるために、切り口に空気が入らないように水の中で枝や茎を切って、水が揚がりやすくようにすることです。


重症の葉は色も悪くなっていたので裏返しにして、写真の左側の葉の上に乗せることで何とか花活け完了。(写真だと裏か表かよくわからない色ですが)

ところが皮肉なことに、翌日その葉が嘘のように元気になってシャキッと起き上がっていました。

水が揚がる速度も遅いのかー (-ω-;) なかなかの難物です。

でも花材としては面白そうなので、いずれまた挑戦してみたいかと。

まずはフキの葉が長持ちする方法を見つけること、そこからですね。