ECOな花活け生活

何は無くとも部屋は明るく! 極力お金をかけずに花を飾る暮らしを模索中

自然が作り出したもの

今回の稽古で使用した花材は、トウゴマフウセントウワタでした。

私はもともと、特に植物に興味のある人間ではなかったので、大きな声では言えませんが、お稽古で初めて知った植物が山ほどあります。

トウゴマフウセントウワタについても、いけばなを習うようになってから知りました。

花材としてのトウゴマは、赤い茎と、ヤツデを小さくしたような掌状の柔らかい葉、トゲトゲした赤い実が特徴で、7~11月にかけて市場に出回ります。

トウゴマは別名「ヒマ」と呼ばれ、そう聞くと思い当る方も多いと思いますが、トウゴマの実から取れるのが「ひまし油」です。 実には毒があるので要注意。

フウセントウワタは、名前の通り風船のように膨らんだ実が特徴で、花材として出回るのも実がついた状態のものになります。

トウゴマは茎と実だけ、フウセントウワタは実だけを使用。

ちょっと簡単すぎるんじゃないの? という批判が身内からもありましたが、お稽古で使った残りをかき集めた結果、これになってしまいました。

今回はとりあえず、花材のご紹介ができれば、ということで・・・苦しい言い訳 ^^;


初めて知った植物の中で、この2つは、その見た目から印象に残った植物でもありました。

トウゴマの何が印象的だったかというと、やはり赤い茎ですね。

着色したものでは到底かなわない美しさがあり、茎が赤いというのは花弁の赤色とは違ってインパクトがありました。

もう一つのフウセントウワタは、言うまでも無く、実の形がかなりユニークで、どうしたって印象に残ります。

表面にトゲっぽい突起がありますが、柔らかいので痛くはありません。

実が熟して割れると、中から綿毛のついた種が出てきます。トウワタの名の由来は、この綿毛からきているそうです。

なおフウセントウワタは傷をつけると白い液が出てきますが、これには毒性があって、目に入ると角膜炎を起こす恐れがあるとのこと。気を付けましょう。


自然が作り出すものって計り知れない、と思うことが多いですが、花活けで扱う植物もまた然り。

今回の花材も、何でこんな形態になったのか、考えると本当に不思議です。