気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

弱っている花でも頑張れる

先日花屋さんで買い込んだ花材で、前回のアレンジで使わなかったものがあります。

それはユーカリオンシジューム

ユーカリってコアラが食べるアレですね。

ただユーカリはものすごく種類が多く(500種類以上)、コアラが食べるものはその中のほんの一部に限られるそうです。

花材としてもポピュラーで、そこにもやはりいくつかの種類が流通しています。

今回花屋さんで売っていたのはこれでした。

このユーカリは3本一束で販売していたのですが、家で広げてみたら下の方の葉がほとんどドライになっていました。

束売りになっていると、ラッピングが透明なものでない限り上の部分しか見えないので、中がどういう状態になっているのかわからないんですよね。

まあ仕方がないか、こうなったら足並みそろえて全体がドライっぽくなるまで待とう。

ということにして少し日を置いて活けてみました。

ユーカリに合わせるものが無かったので、パラとヒペリカムを買い足しました。

ユーカリの葉はカラカラ状態なのですが、こうしてみるとあまりわからないし、そもそもこのデザインなら生でもドライでも関係なかったですね。


バラは3種類入っていて、手前の目立つところにあるオレンジとその後ろに薄いピンク、そして上方に小さなボール状に並んでいるスプレーバラがあります。

スプレーバラと言いましたが、今回のバラはすべてスプレーバラ。つまり一つの茎からいくつも枝分かれして花がつくタイプのバラです。

スプレーバラであっても花そのものの姿は普通のバラと同じものが大半で、今回の飴玉みたいな小さい花が沢山つくタイプは割と珍しいかと思います。

いわゆるバラと違って何だかよく分からない感じの花ですよね。

実はこのバラを活けたのは今回が初めて。
花が小さくて茎も弱そうなので早く萎れるかと思ったら、意外と持ちがよく、見た目もユニークなのでかなり気に入りました。


さてもう一つ残っていた花材のオンシジューム

これは前回のアルストロメリアと同じく見切り品で、「持ちませんよ」と花屋さんに言われたものでした。

さらに、このオンシジュームアルストロメリア以上にすぐ駄目になります、と断言され、そこにはそれでもいいんですか?的ニュアンスがたっぷり。

そう言われて私もエヘヘと笑いつつどうしようか曖昧な態度でいたら、花屋さんから「これ、お付けしますよ」という予想外の言葉が!

え?ひょっとしてただですか? おねーさん、グッジョブ (≧▽≦)b 

これからもひいきにさせていただきます♡

そうしてめでたくアレンジを一つ仕上げることができました。

ユーカリの葉とニチニチソウを合わせました。

思いがけずオンシジュームをいただいて気を良くしたせいか、何より楽しく活けることができ、出来上がったものもそんなに悪くないんじゃないの?と自負している私です。

それに花屋さんの予想に反して、この暑さの中で3日ほど耐えてくれました。

下手をすると半日で終わってしまうのではないかと危惧していたので、嬉しい誤算でした。

頑張ったオンシジューム! やればできるじゃないですか (@⌒▽⌒@)

猛暑でグッタリの切り花にあの方のパワーを足してみました

最高気温41.1度と記録更新されて、日中に外に出るのも恐ろしくなりました。

まさに殺人的な暑さですね。

にもかかわらず何を血迷ったのか、先週末の昼日中、花屋さんへ行ってまいりました。


いつもと同じ距離なのにやけに遠い。

マジで途中倒れると思いながらようやく商店街にたどり着くと、何だか人が少なーい(@_@;)

そして目的の花屋さんも見るからにひっそり感が漂っていました。

今年に限らず夏場は外に切り花は出せないので、まあそんなものでしょう、と中へ入ったら、店内も例年より花数が少ないような...

花が豊富な春と比べると夏は種類がぐっと少なくなるものですが、それにしてもこの時期に沢山あるはずのヒマワリさえ数が少ない。

やっとの思いでここまで来たのにこれですかー、と意気消沈してしまいました。

でもわざわざ来たんだからこのまま引き下がるわけにはいかない、何でもいいから買って帰ろう、と心に決めて、とにもかくにも花材を購入してまいりました。

ドラセナ2種(向かって左:サンデリアーナ、右:コンパクタ)、渋い赤のアルストロメリア、ソリダゴ、ニチニチソウ

縞柄のドラセナは以前シャクヤクの時に一緒に活けたもので、その後も枯れずにやけに元気だなと思ったら根が生えていました。

アルストロメリアは売り切りの花で、これは持ちませんよとお花屋さんにも念押しされたもの。

間近で見るとかなり傷んでいますが、ぎゅっとまとめたら何とかごまかせました。

アルストロメリアの後ろからピョンピョン出ているのがソリダゴ。

これはまだつぼみですが、ごく小さな黄色い花が咲きます。


今回のアレンジは最初は普通の陶製の花器で活けたのですが、何だかありきたりで面白くないと思って考え直すことにしました。

デザインも器も変えてやり直そうと思ったものの、適当な器も無いし、頭が回らなくて新しいデザインもひらめかないし、

そんな時にふと頭に浮かんだのが、昨年の草間彌生展で購入した折り紙。

この折り紙で昨年は花瓶カバーなんかも作っていました。

そういえば使わなかった残りはしまったままだった。

やっぱり使わなくちゃ意味ないよね、と思い、手持ちの花器に折り紙を巻いてみることにしました。

結果的にどうだったかというと、

最初のアレンジの写真が無いのでここでは比較のしようがありませんが、私としては同じデザインとは思えないほど印象が変わりました。

逆に草間折り紙をちゃんと生かせているかは大いに疑問ですけど(^^;)ゞ


この折り紙に使われているのは、連作「わが永遠の魂」の中の「人類の愛のすべて」という作品です。

あらためて草間彌生パワーは凄い(ノ゚ο゚)ノ

気のせいか弱った花も立派に見えてきました。

暑いのなんのと、うだうだ言ってる場合じゃないですワ。

季節外れのアレンジですが

前回体調不良の話をしたら、皆様から温かいお見舞いの言葉をいただいてしまいました。

お気遣いありがとうございました(⌒∇⌒*。)

それにしても今回の風邪?は嫌になるほどしつこかった。ようやく平熱に戻ったのは連休の最終日でした。

そしてやれやれと思ったところで、連日の信じられないような猛暑。

これはしっかり体調管理しないと大変なことになりますね。

酷暑に負けないよう十分用心いたしましょう!(私が言ってもあまり説得力無いけど)


さて花活けの方ですが、今月は稽古花材が手に入らないし、花屋さんに出かける気にもなれなくて、結局いまだ何も活けていません。

これではブログもしばらくお休みするしかないかと思いつつ、でもそれも寂しいし、

で、過去の作品でブログに出していないのがあったかなーと探してみました。

その結果、一応あることはありました。

ですが、ずっと遡って今年の1月に活けたもの。

使った花材も思いっ切り季節外れのアネモネです。
アネモネが出回るのは秋から春にかけてなので、今の時期にはありません。

しかもいろいろデザインを試していただけで、大まかにパパっと仕上げたようなアレンジです。

そういうものを公開しますかねー??

公開しちゃいました ( ̄∀ ̄*)

紫色のかたまりはアジサイ

昨年末の稽古で使った花材で、年が明けても元気だったものです。

そういえば前回もアジサイでしたっけ。

冬にアジサイ?と思われるかもしれませんが、輸入されるアジサイもあって市場では年間通して入手することができます。


このアレンジはアネモネの葉の表情が面白かったので、それを生かしたデザインにしようと試みたものでした。

かなり個性的な葉ですよね。

同じくアネモネの葉を意識したアレンジがもう一つあります。

一緒に入っている葉はヒメモンステラ

先日活けたモンステラよりかなり小型の種類のモンステラになります。

こちらのアレンジの方がアネモネの葉の表情が分かり易いでしょうか。


もう苦し紛れで、とうとう季節外れの花のアレンジまで出してしまいました。

いくら何でもこれではいけないですね。

そろそろちゃんと花材を仕入れに行かなくては!

暑いけど (;´д`)

ようやくアジサイが登場、と思ったら

先週からちょっと体調が悪くて、とうとう熱まで出てしまいました。

最初はエアコンで鼻と喉をやられただけと思っていたのですが、どんどん症状は酷くなるし、なかなか平熱に戻らなかったりで、もしかしたら風邪だったのかもしれません。

とにかく安静にして土日でしっかり治しておけばよかったのに、寝込むほどではないと自己判断したのがいけなかったようです。

予想外に長引いて何日も苦しい思いをしてしまいました。(いまだ完治には至らず)

皆さんは体調いかがですか?

たとえ軽い風邪だと思っても、絶対に侮るなかれ!ですね。

おかげで行く予定だった稽古も諦めました。

予定を一回逃すとスケジュールが非常にタイトになってしまうため、今月の稽古はお休みすることになりそうです。

たまには休んでもいいんじゃないの、という優しい声がどこからともなく...空耳か?


それはさておき、だいぶ体調が戻ってきたので、ようやくブログに取り掛かる気分になりました。

と思ったら、今月は肝心の作品がまだ無かった「(。>ω<。)

どうしようかと考えた末、先月最後の稽古花材で仕上げたものを公開することにしました。

使った花材はブルーのアジサイ、ガマの葉、ルリタマアザミ、ニチニチソウ(白)、スプレーカーネーション(淡いピンク)。

実を言うと花材に難ありで、そもそも活けるかどうかも怪しかった作品です。

どこに難があるか、一目でわかるのが上からヒョロヒョロっと垂れ下がっているガマの葉。

ほとんど枯れてます(笑)

もちろん稽古の時は清々しい緑で、爽やかな印象の葉でした。

本来は持ちが良いはずなのですが、家で何日か放置していたらこんなことになってしまいました。

明らかに自分が悪い \(-_-;)

では何で放置していたかというと、アジサイの方に気をとられていたからでした。

残念なことに今回のアジサイは購入した時から弱っていました。

もともと水揚げに注意が必要な花材ではありますが、単に水揚げが悪かったという問題ではなく、もう終わりに近づいている花だったのかもしれません。
一部すでに枯れてましたしね。

随分手をつくしてみたのですが、どうもピリッとせず、しばらくそんなことをやっているうちに、今度は元気だったガマの葉が変色するはめに。

さっさとアジサイに見切りをつけて別の花材を見つけてくるべきでした。失敗しました「(≧ロ≦) 


ガマの葉が変色し始めた時点でアジサイもろとも捨てようと思ったのですが、こうなったら何でもいいから一緒に活けてしまえっ!とばかりに仕上げたのがこの作品。

写真だとアジサイの弱っている部分が何とか隠せているけど、実際はかなりボロボロです。

それにどう見てもガマの葉の枯れ色は、他の花材と合いませんよね。

ちなみに他の花材、ルリタマアザミとカーネーションはちょっとやそっとではヘタリません。

ニチニチソウはベランダで咲いているものを持ってきたので、この中で一番生き生きしてました。


今回はあたかも今の自分の体調と連動しているかのようなアレンジでした。

変なものをお見せしてしまい失礼しました。

大好きなアジサイだっただけに、自分としても本当に残念。

次回はちゃんと万全な体調で、元気な花材を使って活けたいと思います。

意外と活けにくい花器

前回記事の時は梅雨の真っただ中で、まだまだ先は長いと思っていたのに、異例の早さであっけなく関東甲信地方の梅雨が明けてしまいました。

何だか拍子抜け(◎_◎)  世の中何が起こるか分かりませんね。

そして梅雨が開けたら早速暑い!

ジメジメも嫌だけど、暑いのも耐えられない(;≧皿≦)
いずれにしても文句タラタラです。


こうなると花活けも今度こそ爽やか系で行きたい~

と思って活けてみたのですが、どうですかねー

あんまり爽やかとは関係なかったかも。

使った花材は、枝ものがトサミズキ、花はウイキョウとガーベラです。


ウイキョウはハーブのフェンネルの和名です。

香料や生薬として古くから利用されており、いけばなでも花材としてよく使われています。

茎の線や花のつき方が独特で面白い素材なのですが、今回のウイキョウは初めから水が下がっていて、色々頑張ってみたものの結局回復しませんでした。

茎が長いままだと萎れた姿がいかにもみすぼらしいので短くカットするしか道はなく、それでも器の縁から思いっきり花がうなだれてしまいました (ノω・、)


トサミズキは、枝が柔らかくて矯めが効く枝ものです。

扱いやすさに加えて丸い葉と薄黄色の花も魅力的で、私の中ではかなりポイントの高い花材。

花の時期はもう終わっているので、今は葉を楽しむ花材ですね。

と、それなのにこのアレンジの枝にはほとんど葉が無い..

本当はこんな感じの葉でした。(だいぶ葉の表面が傷ついていますが)

葉が無くなってしまった大きな原因は使った器にあります。

ブログにもたびたび登場するこの器は色がとても気に入って購入したものなのですが、いかんせん、器の口が狭いため思ったより花は入れられません。

ツル首型の花瓶はそもそも一輪挿し向きのものです。

でもこの器は比較的ボリュームがあるので、自分としては花一輪用とは考えていませんでした。

なのでついつい沢山入れたくなる、でも入らない、の繰り返しで、色がお気に入りではありながら、最も手こずる花器になっています。

今回はウイキョウがこの器に合っていると思って選択したのですが、枝ものがあるのだからやめておけば良かった。

器と花とのバランスを考えた結果、最終的に枝はこんな感じになってしまいました。

トサミズキさん、ごめんなさい。

次回出会った時にはもっとうまく活けられるように努めますので ヾ(^-^;)

梅雨時の花活け

季節柄しょうがないことですが、うっとうしい日々が続いて妙に疲れます。

晴れたと思ったら、極端に蒸し暑かったりするし。

天気予報によるとこれからムシムシした夏日がしばらく続くとか..もう勘弁してほしいです (>ω<)

よく梅雨時に頭痛がひどくなる人がいますが、私の場合はどうしようもない倦怠感が悩みの種。

この季節に体調良好な人なんているのかしら、と思ってしまいます。


とにかくこの不快感を何とかしたい。

そんな時、花や緑の力って結構大きいと私は思っていて、例えばアジサイスイレンなどを見ると重だるい気分がスッキリ一新されるような気がします。

各地のアジサイの名所を訪れている人たちもそんなリフレッシュ効果を感じているのではないでしょうか。


となると花活けにも当然アジサイを・・・

と思いきや、今回の稽古花材はそれとは全く違うものでした。

だったら何でアジサイの話を振ったのか?自分でも訳わかりませんが、その日の稽古は個人的にテーマがあって、葉ものを使った作品を制作することになっていました。

そして選んだのがモンステラ

稽古の時にちょっと葉を傷つけてしまいました。

人気の観葉植物なので、家で育てている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

葉の形が個性的で、プリント柄とかアート作品などにもよく使われていますが、花活けでも定番の葉もの花材となっています。


そんなモンステラに黄色のガーベラを合わせてみました。

モンステラを丸めたりなどして、葉の表と裏の対比を楽しめるようにしました。

この写真だとあまり対比が目立たないかもしれませんが。

ガーベラも品種改良が進んで、今は色も単色ばかりでなく2色咲きのものも多く店頭で見かけるようになりました。

でも今回はモンステラが非常に印象の強い花材なので、それに負けないようにガーベラもくっきりと目立つ黄色一色にしてみました。

モンステラの持っている南国のイメージに単純な色と形のガーベラが加わることによって、トロピカルさが一層増したアレンジになったかと思います。

他にも南国っぽい花材を足していけば、それはそれでにぎやかで楽しいものになりそうです。


梅雨時には花活けも爽やかなものが欲しいところですが、一方でこういうはっきりした強い印象のものを飾るのもどんよりした空気を一掃するのに効果的ではないでしょうか。

なーんて、別にモンステラを選んだのは梅雨対策のためじゃないし、ちょっと後付けの理由なのがバレてますね。

でもトロピカルなものが元気を運んでくれると思ったのはホント。

結果的にこの季節に合ってたんじゃないかと ☆^▽^☆


トロピカルなんて言っていたら、何だかもう真夏の気分になってきました。

今年の夏は暑いんでしょうか。

冷夏も良くないけど、暑けりゃ暑いで困るんですよねー (。•́︿•̀。)

資源ごみに出す前に花を入れてみました

前回のガラスの器に入れたシャクヤクの花弁が思いのほか好評で、ちょっとビックリしています。

ほとんど器に放り込んだだけのものだったので、正直公開するのもどうかと思っていました。

でも捨てるには惜しいほど綺麗な花弁だったことをどうしてもお知らせしたくて、写真をアップすることに。

どうやらその美しさは伝わったようですね。 良かったー \(^o^)/

ダメ元でやったことだっただけに、なおさら嬉しいです。


さて、そうして心ゆくまでシャクヤクを楽しんだ後、次の稽古花材がやってきました。

昨年も活けたことのある青い実のサンキライです。

ですが今回のサンキライ、どの器に活けようかと色々試してみたものの、どれもしっくりせず困ってしまいました。

何度も言うように手持ちの器が少なくバリエーションに乏しいので、どう活けても同じようなイメージになってしまったり、面白みに欠けるような気がすることがしばしばあります。

これはまた袋小路に入りそう、と嫌な予感がしたところで一旦やめにしました。

こんなときは掃除でもして気分一新しましょうかねー♪

と、せっせと片付けに励んでいたところ、ふと目に入ったのがスープの空き缶。

資源ごみに出そうとしていたものでしたが、これって水を入れられるんだから花器代わりになるよね、と思い立ち、

トライしてみたのがこちら。

お馴染みのキャンベルスープの缶に活けました。
片方の缶は白にペイントしてあります。

今回の花材の量からすると大きさ的にはちょうど良かったかなーという気はしますが。


一緒に入っている花はトルコキキョウです。

偶然にも昨年と同じ花材の組み合わせになってしまいました。

今回のトルコキキョウは一般的なものに比べて一回り花が小さく、色はシックなローズ系。

トルコキキョウも昔はそんなに種類が無くて単一なイメージでしたが、どんどん品種改良が進んで、今は咲き方も色も非常に増え、多種多様な花になっています。

ちなみにトルコキキョウは北米原産のリンドウ科の植物で、国名のトルコとも花のキキョウとも全く関係ありません。

日本に輸入されたときにこの名前がついたようですが(つまり和名です)、どうしてこんな名前になったのか、花の形がトルコ人のターバンに似ていたからとか諸説あるものの、本当のところははっきりしないそうです。


今回のアレンジに関して言うと、サンキライの実が去年のものに比べても圧倒的に少なかったのがネックになっていました。

私はサンキライの青い実がことのほか好きなので、肝心の実に期待できないのはかなり辛い...

そこで少ない実を何とか生かせないかと、そこにこだわり過ぎて行き詰ってしまいました。

でも考えてみればサンキライの魅力は実だけではありません。

葉と枝も個性的で、特に枝はカクカクと折れ曲がった線に面白さがあります。

一旦休憩を入れてみたところで、ようやく実から枝に目が行くようになり、空き缶の助けも借りてこのようなアレンジに落ち着きました。

行き詰ってしまう時ってやっぱり一つの方向しか見えていないんですね。

もっと頭を柔軟にしないと引き出しも増えないし (-ω-;)

しょっちゅうそんな反省をしているのですが、なかなかうまくはいきません。


なお今回使った空き缶はこの後直ちに資源ごみに出しました。

そこは全くこだわりなく(⌒▽⌒)