立春はもう少し先ですが、花材の方は春の花でいっぱいになっています。
先日の稽古場にも開花したモクレンが並んでいて、もう春なんだー🎵とちょっと嬉しくなりました。
と言いながら、その日私が選んだ花材は春とは全く関係ないものでしたけど。
ただ家には花屋さんで買った春らしい花がありました。
買ったのは紫のチューリップ、白のフリージア、そしてナノハナの3つ。
チューリップと言えば代表的な春の花ですね。
実際にはチューリップの切り花は、真夏以外の長い期間にわたって購入可能なようです。
でも色んな種類のものが普通にお店で買えるのはやはり春の旬の時期。
フリージアもほぼ一年中出回っていますが、本来は春に咲く花です。
香りが良く、活けている間にも香りに包まれて優雅な気分に浸れます。
そして言わずと知れたナノハナ。
実は、春の花の中で私が一番春を感じる花はナノハナです。
よくTVなどでも春の風物詩としてナノハナ畑が取り上げられるように、春の到来と言えばナノハナ!としか思えません。
今回はこれらの花に、先日使ったスイセンの葉とストックを加えて花活けしました。
スイセン(葉のみですが)もストックも春の花なので、オール春物です。
だけど春の花ではありながら、どうも自分の好みとしてラブリーな明るい花ではなくてシックなものになってしまいます。
たまには、キャー可愛い💗と言われるような花を活けてみたいものです。
なお今回の花材について補足ですが、フリージア以外の花は時間が経つと最初に活けた時とアレンジの形が変わります。
つまり光の方向へ花の向きを変えて伸びてしまうので、例えばうつむいているチューリップの姿が良いと思って仕上げても、翌日には元気に上を向いているというパターンがありがち。
形が変わって台無しと思うか、変わったものをそのまま楽しむかはその時の状況にもよると思いますが、いずれにしてもこの特性を頭に入れておいた方が良いですね。
スイセンの葉を使ったところで、今回はもう一つおまけ。
先日のボケとスイセンのアレンジの後、使わなかったスイセンの葉が沢山あったので、葉を活用したものを作ってみました。
スイセンの花はだいぶお疲れ気味ですが。
その香りが漂うイメージを葉で表現してみました...なんて嘘です(#^.^#)
単に葉っぱで遊んでみたかっただけ😄