気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

草間彌生折り紙で花瓶カバーを折ってみました

この間、図書館でブラブラしていたら、ふと、折り紙の本が目にとまりました。

そういえば近頃、大人の塗り絵とか、折り紙とかがブームだと聞いたような…

どれどれ、と何冊かページをめくってみると、これが想像していたものよりも、はるかに複雑で大変なものばかり。
展開図を見ているだけで、頭がクラクラしてきました。

ツルしか折ったことのない私に、どうやってドラゴンを折れというのか?

もう少し初心者向けのはないのかと探してみたら、-折り紙で雑貨を作ろう-的なものがありました。
その名もズバリ、主婦と生活社の『ORIGAMI ZAKKA』という本です。

これならいけそうな気がする。
小箱を作ろう、とか、なんか実用的な雰囲気も醸し出しているし。
ということで、これを借りることに決定。

家に帰ってゆっくり見てみると、その中に花瓶カバーの作り方が載っていました。
器のレパートリーが少なくても、これならイメージ替えられて、うん、実用的ですね。

先日行った草間彌生展で、勢いで買ってしまった折り紙があったので、それで作ることにしました。

本に載っていた作例は、20cm角の折り紙を使用していましたが、草間さんのは15cm角だったため、少し小振りになりました。

カクカクしたフォルムがこの作品のキモなので、それを生かすには、無地カラーの折り紙を組み合わせたほうが良いかもしれません。

作っていてわかったのですが、折る時は、これでもかっ! ていうほどしっかりと折り目を付けないとダメですね。
でないと、形が安定しなくて、輪郭がぼやけた感じになってしまいます。
これ、折り紙の基本みたい。

ちなみに、中には空き瓶を入れてあります。

入っている葉物はオクラレウカで、アヤメの仲間です。
花を活けられる方にとっては、おなじみの植物ですね。

思いがけず草間グッズも有効利用できて、めでたしめでたし。
楽しいひとときを過ごせました。