数カ月前、実家の庭から採ってきたミズヒキの葉で作品を1つ仕上げました。
その頃のミズヒキはまだ花はなく葉っぱのみの姿だったのですが、先月訪れた時には細い茎に白いポツポツが並んでいる状態になっていました。
ああ、花が咲いたんだ😮 と思ったと同時に、
あれ? 白?
作品を公開した時にミズヒキは紅白の小さい花が咲く、と紹介していましたが、
他に白い花が咲くギンミズヒキ(銀水引)という種類もあって、実家にあったのはそれだったようです。
私はてっきり普通の紅白花のミズヒキだとばかり思っていました🤦♀️
しかもこのギンミズヒキ、よーく見たら白いポツポツは花ではなくて実でした。
もう花は終わっていたんですね、残念😔
でも何だか諦めきれなくて、とりあえず実の付いたギンミズヒキをもらってきました。
なるべく白い実が判別できるように撮影したつもりですが、私の能力ではこれが限界💦
とにかく花材としては頼りなくて、とっても地味です。
でも一応活けてみることにしたので、合わせる花材はしっかりした色のものを選びました。
青紫および白のリンドウと、濃いピンクの千日紅です。
どの花材も素朴で野趣に富んでいるものなので、相性は悪くないだろうと思いました。
何とか背景が白でないところを見つけて写しました。
おかげで思ったよりミズヒキの白い実は目立っていますが、
実際は活けている間に実がポロポロ落ちて、ますます地味な姿になりました😅
いくら小さな花であってもちゃんと咲いていれば、これよりは華やかな感じになっていたはずです。
ところで冒頭の写真ではちょっと分かりづらいですが、
ミズヒキは花が咲くころになると、葉っぱに入っていたⅤ字模様が薄くなってほとんど消えてしまうようです。
なので、あの模様が面白いと思って葉を活けたアレンジは、正にあの時期だけのものだったということですね😊