先日黄色のベニバナと一緒に活けたニューサイランは、花活け界でとても人気のある葉もの花材です。
好まれる理由の一つは丈夫で長持ちすることですが、
最大の魅力は何と言っても多様な活け方が可能なところにあります。
そのまま使っても良し、折ったり捻ったり丸めたり裂いたり等々の加工も容易で、とにかく用途が広い!
なので今回入手したニューサイランも、どんな使い方ができるか色々試してみました。
作品作りが目的ではなかったので、やりたい放題の遊びでしたけど😋
そんなことをやっているうちに2週間が過ぎ、さすがにもう捨て時😫という状態になりました。
だけど、そこでもうひと踏ん張り💪
最後に1つの作品に仕上げて終わりにすることにしました。
合わせた花はミニサイズのスプレーカーネーションと、
ピンクのクレマチス。
クレマチスもカーネーションもパック束で売られていたもので、あまり良い状態ではなかったけど、色としては好感が持てました。
で、最後のひと踏ん張りの結果がこちら。
中心のモシャモシャしたものがニューサイランです。
ひたすら裂きました💦
念のため、ニューサイランの元の姿はこれです。
ニューサイランを裂いて繊維状にするのは花活けで割とよく見かける方法ですが、手で裂くのって結構手間がかかって面倒臭いです。
私は大抵途中で嫌になって投げ出します(笑)
でも展覧会などでは、これが山盛り状態になっている作品があったりするので、この程度の量で文句を言ってるようじゃ話にならないですね😅
なお今回は葉がかなり変色してから裂いたので、出来上がりも薄茶色になってしまいましたが、緑のうちに加工すればもっと明るく爽やかな感じになったと思います。