今回は私の好きな花材の一つであるアリウムを使った花活けです。
アリウムには多くの種類があり、今回はその中からタンチョウ(丹頂)アリウムと呼ばれるものを使いました。
頭頂部が赤い丹頂鶴に花の形が似ていることから、この名前が付いています。
アリウムは早い話がネギ坊主です。
なので茎を切ると、ものによっては凄くネギ臭かったりするのですが、幸いこのタンチョウアリウムはほとんど匂いません👌
このタンチョウアリウムにはラナンキュラスを合わせることにしました。
1つは緑一色、ほか2つは黄と緑の2色タイプです。
ラナンキュラスと言えば、以前は薄紙のような花弁が幾重にも重なっているのを特徴とする花でしたが、
年々驚くほど品種改良が進んで、今ではそういった特徴が全く当てはまらない花が多く出回るようになりました。
今回のラナンキュラスもまさにそれ。
私は結構このタイプにハマっています😊
タンチョウアリウムの特徴的な茎の形は、栽培の過程で人工的に曲げて作られたものです。
くねくねと曲がっていることによって色んな活け方が考えられますが、今回はこんな感じにしてみました。
久しぶりにガラスの器を使ってみたら、春を通り越して夏っぽいアレンジになってしまいました😅
このところ急に暑くなってきたので、ちょうど良かったような気もするけど。
ちなみにラナンキュラスは春の花ですが、アリウムの旬はもう少し先で初夏の花になります。