今回の花活けは、意外なことにこのブログでは初めてかもしれない色の組み合わせとなりました。
使った花材は3つです。
まずは黒のエリンジウム。
これは元々ブルーだった花を黒く塗ったものです。
自然のままのエリンジウムも売っていたのですが、黒があまりにもカッコよかったのでこちらを選びました。
撮影角度が悪かったか、塗り残しが目立ってあまり黒に見えませんが、上から見ると本当に真っ黒です。
この黒に対して選んだのが赤いケイトウです。
画像でどこまで伝わるか分かりませんが、深紅の花のフリル部分にゴールドっぽい縁取りがあり、それがワンランク上の花を感じさせます。
そして3つ目は前回使ったアマランサスを再利用。
アマランサスは最初にちゃんと水が揚がっていれば長持ちするみたい。
振り返ってみると、赤と黒の花活けはこのブログ以外でもあまりしていなかったかもしれません。
そのせいか、この色合わせがことのほか自分には新鮮で、かつ魅力的に映りました。
今回花材を選ぶにあたって、私の中で大ヒットだったのはゴールドの縁取りがあるケイトウです。
ケイトウって色々種類が増えたとはいえ、正直それほど好きな花材ではなかったのですが、
今回のこれは完全にいままでの印象を一変しました。
とにかく高級感があって美しい✨
かつてケイトウといえば正に鶏のトサカみたいな花で、私にとっては「毒々しい赤のグロテスクな花」でしかありませんでした。(いつの話?😅)
その頃に比べると、随分ケイトウも垢抜けてオシャレになったものです。
時代が変わればこうも変わるものなんですね。