気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

元はホオズキだったんだけど

毎日ジメジメ、どんよりで暗い(◞‸◟)

いくら梅雨と言っても、雨の日が続きすぎるような気がします。

毎年こんなものでしたっけ?


家の中も暗~いし、と思ったら、しばらく花活けもしていなかったことに気が付きました。

ということはブログに載せるものがない😱

これはちょっとマズいかも、と慌てて花材調達に出かけました。


商店街を一回りして、ここでもハタと気付いたことがありました。

お盆の真っ最中だったんですね。

お彼岸の時と同じでキクを中心とした仏花が勢揃いしていました。

ただ一つお彼岸と違うのはホオズキが並んでいること。

色が鮮やかな朱色なので、生花店でもスーパーでもやたら目につきました。


で、このホオズキ、お盆のお供え物として売っていたのですが、実は花活けでよく使う花材でもあります。

そこで今回はホオズキを花材にすることにしました。

花材としてみると他にはない非常に個性的な素材です。

どうしてこんなものができるのか不思議🤔

自然界にはそういうものが多いですね。


ホオズキは一列に並んでいる袋をそのままぶら下げるように活けても十分面白いと思います。

だけどお盆の最中にそれをやってしまうと、どうしてもお供物になりそう >_<

なので、なるべくお盆を連想させないように形を変えて活けてみました。

あの可愛い袋が台無し💦

袋を裂きすぎてホオズキじゃなくなってる感があるけど、とりあえずお供えのイメージは取り除けたかと😅

ちなみに他の花材を足そうか迷ったのですが、下手に入れるとますますホオズキの立場が無くなると思ってやめました。


ホオズキを漢字にすると「鬼灯」。

お盆にホオズキを飾るのは、袋状になっている形を提灯に見立てて、ご先祖様がその灯りを頼りにあの世から帰ってこれるように、という意味があるそうで。

申し訳ありません🙏

もう提灯の影も形もなくなってしまいました ( ̄∇ ̄*)ゞ