気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

暑いと選びたくなる色

言ってもしょうがないことだけど言わずにはいられない一言

暑い!

梅雨明け後から猛暑日が延々と続いていますね。

日中は不要な外出は避けましょう、とか言われていますが、間違ってもこんな時に外へ出たいとは思いません。

かといって冷房の効いた屋内にずっといると体がだるくなるし、本当に困ったものです (・´ω`・)


と、愚痴はこのくらいにして本題の花活けの話へ。

今月は稽古を休むことにしたので、今回の花材はサービス束が充実しているいつもの花屋さんで調達してきました。

まず選んだのはオーニソガラムです。

先日悲惨なオーニソガラムを活けましたが、それはこれとは全く違う形でちょっと珍しいものでした。

対して今回のオーニソガラムは割とよく見かけるタイプです。


悲惨と言えば、今回もかなり問題のあるものを買ってしまいました。

淡い青紫の花が爽やかなアガパンサスです。

本来は櫛状に分かれている先端に全部花が付いているのですが、これは半分以上花が落ちてしまって櫛だけが残っている状態 (;n;)

ただこれは見切り品として値段を下げて売っていて、それでもこの色が欲しくて買ったものなので文句は言えません。

なおこの写真は主に花の部分しか写っていませんが、全体としては茎がすらっと長くてその先に花が付いている形になっています。


このアガパンサスと一緒に束に入っていたのはソリダコでした。

前回のヒペリカムと同じく束売りの花に入っていることが多い花材です。

黄色い小花が咲くのですがこれはまだつぼみのままで、今まで何回かこの状態で使った限りでは一度も花は咲かずに終わりました。


これらの花材のほかに、このあいだ黒カラーを活けた時に使ったドラセナも入れてみようと考えました。

過去に様々なタイプのドラセナを使っていますが、どれもしばらく水につけておくと確実に根が出ます。そうなるとなかなか捨てられないんですよね。


とにかくドラセナにはもう一度頑張ってもらうことにして、今回は4つの花材で仕上げてみました。

アガパンサスは本当は長い茎を生かしたいところでしたが、この花の状態ではどうにもならないので、短くして花を寄せ集めて使う形になりました。

前回が淡いグリーンのウモウケイトウをメインにしたアレンジで、今回も使った花材は寒色系。

やっぱり暑いと本能的にこういう色を選んでしまうみたいです。


それにしても毎年のことではありますが、夏場は花の劣化が早くて花屋さんも大変だろうなとつくづく思います。

仕入れたばかりの花でも果たしてどのくらい持つのやら。

どうせ日持ちが期待できないなら、いっそのこと見切り品狙いでその日だけアレンジを楽しむことにしても良いかな、と思ったりして😅