前回のコバノズイナは結局咲かないままつぼみが落ちてしまったので、今度は地元の花屋さんで買ってみようと出かけました。
ところが店にあったのはやはりつぼみの状態で、しかも花穂の部分が小さくてかなり貧弱なもの。
なかなか思うようなものは手に入りません。
仕方が無いのでそこは妥協して当初の予定通り購入することにしました。
ちなみにそこでもコバノズイナはリョウブの名で販売していて、やっぱり花材としてはリョウブの名で流通しているようです。
ということで以後コバノズイナは「リョウブ」の呼び名に戻すことにしました。紛らわしくてすみません💦
と、リョウブの話はこれで終わり。
実は同じ店の中で気になった花がありました。
それはベル型の花をつけたクレマチスです。
形も色も可愛くて、これ絶対買おう!と即断しました。
さてこのクレマチス、振り返ってみると過去に活けた記憶がありません。
色んな活け方が考えられると思うけど、さあどうしよう?
花の部分だけでなく茎を含めた全体の姿が面白いので、まずはクレマチスだけで活けてみることにしました。
初夏を通り越して夏のアレンジになっています😄
水の中にはクレマチスの葉を入れてみました。
クレマチスは品種の多いことで有名ですが、いけばなでもこのベル型のほかに紫や白の大きく開いた花を咲かせるものがよく使われています。
大輪の花は他の花材と合わせても見栄えがして、大変美しいものです。
一方、ベル型のクレマチスは控えめで主張しすぎないところが逆に可愛らしくて魅力的。
これとリョウブを合わせたらどうなるか、試しに活けてみました。
ここに軽めの花を少し足してもいいかもしれません。
それにしてもリョウブの花が全く目立たなくて、この枝ものの存在価値が薄れてます( ̄▽ ̄;)
それを承知で買ったんだから文句は言えませんけど。