前回使ったチューリップがまだ頑張れそうだったので、違う形で活け直してみることにしました。
相方に選んだのは稽古で使ったスカビオサ。
先日近所の花屋さんで買ったスカビオサは花の直径が4cmくらいの淡い紫色でした。
それに対して今回のものは直径6~7cmで、色は濃い紫色。
写真だと赤紫系に見えるかもしれませんが、実際は赤紫と言うほどでもなく青紫でもなく、何と言ったらいいのか、本当に紫の濃い色(笑)
ちょっとマダムっぽい(これも意味不明?)ゴージャスな雰囲気を漂わせています。
スカビオサは花色も豊富で、こんなに素敵な花であるにもかかわらず、お値段はとってもお手頃。1本100円前後で買えてしまいます。
有難いことなんだけど、何だか申し訳ないですね (^-^)ゞ
なお日本に自生しているマツムシソウもスカビオサの一種で、その花色は淡い青紫です。
さてチューリップの方ですが、萎れてはいないものの購入当初の卵型の花から比べるとだいぶ花が開いてしまいました。
既に前回のアレンジでも開いているものが混じっていて、それはそれで悪くはないと思っています。
でもそこからさらに鮮度が落ちているし、稽古から数えると3回目の花活けなので、ここは思い切って使い方を変えることにしました。
まだ茎の状態も良好で長いまま使うことも可能でしたが、どうせならということで短く切り詰めてみました。
チューリップは長い茎も魅力の一つなので、私はなかなか最初から短く切ってしまう気にはなれません。
もう終わりに近づいているからこそ、躊躇なくできたことでした。
ところでスカビオサのことですが、普段私はこの花をスカビオーサと呼んでいます。
でも花図鑑やら花屋さんの表記などでは〝スカビオサ”と、オの後を伸ばさない方が多いようです。
大した違いではないものの、一応一般的な呼び方に合わせた方が良いかと思って、今回から表記をスカビオサとすることにしました(口に出して言う時は元のままだと思うけど)。
外国の花の場合、微妙に違う日本語表記が混在していて、どう呼んだらいいのか迷うことが時々あります。
例えばこのブログでもしばしば登場するオンシジウム。
スペルはOncidiumで呼び方はオンシジウムとオンシジュームの二通りがあり、私は適当に両方使ってしまっています。
色々見てみると、これに関しては片方をカッコ書きにするなどして併記しているところが多い模様。
ジウムとジュームのパターンは他にもあって、結局どちらかに決めるというものでもなさそうです。
まあいずれにしろ、それがどの花のことを指しているのかは分かるので別に問題はないですけど👌