気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

これもクリスマスに使えそう

前回花材として使ったカキについて、食べることに関心を持たれた方がちらほらいらしたようで(笑)

タイトルに「秋の果物」と入れたのも影響したでしょうか。

実は教室で活けている時にも、食べられるカキなのか聞いてきた稽古仲間がいました。

どうやらカキが好物の様子だったので勧めてみたところ、「うーん」と言って結局手を出さずじまい。

私自身はカキが好きではないので最初から食べる気は全く無く、そしてその後もこれを食べようという勇気?ある者はいないまま、結果としてぺんたんさん(id:senninlife)の想像通り、観賞用として役目を終えました。

これがビワだったらねー。好物なので自分で食べたと思うのですが (^^♪


さて今回の花活けは4種類の花材を使いました。

1つ目はハロウィンの時に使ったフォックスフェイス

長持ちするとは思っていたけど、かれこれ2か月以上経つのにまだ頑張っています。使い回しの最長記録かも (ノ゚ο゚)ノ

フォックスフェイスのほかは使い回しではない花材で、グリーンのアンスリウムと黄色のオンシジウム

そしてアカヅル、です。

アカヅルはこのブログでは初めての登場。

この写真のアカヅルは活け終わった後に3本束ねて丸めてみたものです。

元々の1本の長さは、伸ばすと2m近くありました。

アカヅルは生で売られているものとドライのものとがあるのですが、今回のは生素材だったので枝が柔らかく、このように丸く仕立てることも可能でした。(ちょっと歪んでるけど)

枝の太さは、今回の場合太いところでも4~5mm程度しかなく、1本の線で使うとちょっと存在感に欠けるといった印象です。

でも長いツルの1本1本の曲線を生かしたく、こんなアレンジにしてみました。

ツルの先の方が細すぎて、やはりいま一つ弱いかな。もう少ししっかりした線になると良かったのですが |ω·`)


このブログを始めたころはオンシジウムが苦手だと言っていました。

でも振り返ってみると、何だかんだでもしかしたら一番使っている花かもしれません。

分からないものですね。人間関係と同じでしょうか?

なんとなく敬遠してた人といつの間にかとても親しくなっていたり、なんてこともあるし。

まあ、残念なことにその逆もありますけどね。


今回のアカヅルは最初の写真のように、丸めてリースの土台としてよく使われる素材です。

生の状態であれば曲げ易いのですが、ドライになってしまうと加工は困難、というかほぼ無理。

もしドライのものの形を変えたいと思ったら、しばらくぬるま湯につけておくと少し柔らかくなるので、ある程度は何とかなるかと思います。


前回のハンノキと今回のアカヅル、期せずしてクリスマスに役立ちそうなアイテムが揃いました。

着々とクリスマスに向かって準備してる...

ということは全く無くて、いつも本当のぎりぎりにならないとやらないタイプです。

せめてこの2つの花材はちゃんと利用したいと思っておりますが ^o^