春になると小さな白い花を枝いっぱいに咲かせる雪柳。
その名の通り、雪が降り積もったような姿が美しい花木ですが、花が終わった後の青葉、そのあとの秋の紅葉、と各季節ごとに違う姿で楽しめる花材です。
花木は花・葉・枝と3拍子揃って、とてもお得感があって好きです (*^-^)
中でも雪柳は花の美しさ+枝の流れが面白いので、特にお気に入り。
過去の記事で、八重桜が私の好きな花材のベスト3に入ると言いましたが、この雪柳もそこに入りそうです。
で、今は青葉の季節になるわけですが、今回、稽古場にあったものは黄色の葉も多い雪柳でした。
枯れかかって黄色なのではなく、もともと黄色(うまく説明できない!)なので、そういう種類があるのかと思ったら、教室の先生いわく、
「黄金雪柳というのがあるけど、それはもっと全体的に黄色。これは新芽の黄色でしょう。」
とのこと。
お花屋さんにもあとで聞いてみようと思いながら、すっかり忘れてそのまま帰ってしまいました。
黄色味がかったカーネーションと合わせてみました。
お稽古ではもっと大量に枝を使ったので、緑と黄色の葉のコントラストがはっきりわかったのですが、これだとちょっとわかりにくいですね。
黄金雪柳については、写真でしか見たことがないので、実物に出会うことができたら、ぜひ活けてみたいものです。