いま見頃を迎えているところも多いですね。
花活けに使ったのは花弁の色が違う2種類のスイセン。
スイセンはいけばなでも昔から使われていて、伝統的ないけ方もあるような花材です。
私が行っているいけばな教室ではスイセンの季節になると特別講義があって、スイセンの特徴を踏まえた基本的ないけ方を学びます。(その内容については長くなるので省略)
と言っても必ずそれに従わなくてはいけないというものではなく、実際、講義の後でも何ものにもとらわれず自由に活けている人がたくさんいます。
かくいう私もその一人。
ただし私の場合は、学んだ基本のいけ方をいまだかつて実践したことがないという不届き者ですが <(; ^ ー^)
よって今回の花活けも伝統とは全く関係ない活け方になりました。
なお前回のアレンジは複数の花を寄せ集めたものでしたが、今回はこのスイセンだけを使ったものになっています。
本来のスイセンは花も葉もすっと上に伸びた凛とした姿が美しいものです。
なので作品もそうありたいと思うのですが、結局いつもそれとはかけ離れたいけ方になってしまい、活けるたびに反省しています。
ちなみに昨年ボケと一緒に活けたものもスイセンの立ち姿のかけらもありませんでした😅
ところでスイセンはその清楚な佇まいとともに清廉な香りを持つ花でもあります。
どんな活け方をしようとこの香りを楽しめることは間違いありません\(^o^)/
寒い冬でも咲く縁起の良い花として正月花にもよく使われますが、その上品で爽やかな香りに包まれると、新年を迎えたんだなーと清々しい気分になるところもあり、
そういう意味でもちょっと他とは違う特別な花のような気がしています😊