気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

正月花が完成しました

今年もいよいよ押し詰まってまいりました。

着々と正月の準備をされている方も多いでしょうが、私は例年通り、大幅に後れを取っています💦

それでも年賀状はクリアしたのでまだましな方かなー。

これからぼちぼち大掃除に取り掛かろうかと思います。


そんな中、正月向けの花活けの方は無事完了しました。

実は先週、今年最後のいけばなの稽古が終わって、その時のテーマが正月花でした。

つまりクリスマス前にもう正月に使える花材を購入していて、それらがずっと出番を待っていたのです。

稽古で使った花材はいたってシンプル。ウインターベリーとシダレヤナギでした。

ウインターベリーは鮮やかな赤い実が目を引く、とても見栄えのする実もの花材です。

ぽろぽろ実が落ちてちょっと寂しくなってます。購入時はもっと実が付いていました。

正月に使う赤い実というとナンテンやセンリョウが代表的で、ウインターベリーはクリスマス向きという認識かもしれませんが、正月に使っても別に違和感はありません。


もう一つのシダレヤナギについては自宅用にもう少し華やかなものが欲しいと思い、新たに金銀のヤナギを買いに行きました。

サイズ的に全体がとらえきれず、何も手を加えないとあちこち暴れて写しにくいです。


赤い実と金銀ヤナギが揃ったところで、何か肝心のものが欠けていませんか?

正月と言えばマツ!

ということで、これにワカマツも加えて、晴れて正月花が出来上がりました。

色としてはクリスマスカラーと同じなのに、マツが入るとお正月です🎍

活ける前のワカマツの写真を撮りそこねましたが、ワカマツは枝がまっすぐ上を向いて伸びているので縁起がいいとされ、花屋さんの店頭に最も多く並ぶマツです。

門扉につける正月飾りや門松に使われたりするのでお馴染みのマツだと思います。

なおマツの結びの部分は水引ではなく金銀ヤナギにしました。


正月なので本当はもっといけばならしい感じの作品にするつもりでしたが、結局当初目指していたところとはかけ離れたものになってしまいました。

特にヤナギの扱いかた。

ヤナギは柔らかいので色々な形に加工が可能ではありますが、私が一番好きなのは細い枝がゆらゆら揺れて枝垂れている本来の姿です。

でも狭い我が家ではそんな優雅な姿を飾れるスペースがなく、いくつか試した結果、この形に落ち着くことになりました。


同じ花材で正月飾りも作っています。

中心の輪になっているのは稽古で使ったシダレヤナギです。

長いままのシダレヤナギはそのまま残っているので、年明けにでもゆっくり活けようかと思っています。


今年のブログは今回で最後と致します。

当ブログにご訪問下さった皆様、大変お世話になりました。

今年一年ブログを継続できたのも皆様のおかげ。感謝申し上げます(≧∀≦人)

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは良いお年をお迎えください (゚▽゚)゚▽゚)ノ