気が向いたら花活け

ローコストで無理しない花活けを目指します

どうしても変えたくなって活け直し

穏やかな天気が戻ってきました。

台風24号は凄かったですね。皆様ご無事だったでしょうか。

当日、風の音があまりに凄まじいので恐る恐るカーテンを開けてみたら、目の前の通りにある3階まで届くような高さの交通標識が、強風にあおられてガタガタいっていました。

そのうち折れて吹き飛ばされるんじゃないかというくらい揺れていて怖かったー (Τ◇Τ;)

結局標識は飛ばされることなく無事乗り切ることができましたが、もしあんな大きな塊が飛んできたらと思うと今でもぞっとします。

ちなみに台風21号の時に、実家の庭木が幹の途中からぽっきり折れました。

大木ではないので珍しい話ではありませんが、それでも目の当たりにすると結構ビックリです。

住んでいる当人は、木が無くなったおかげで家の中が明るくなったと笑っていましたけど (^▽^;)


さて今回の花活けは前回のアレンジのリメイクです。

前回は2色咲きのケイトウを主役にと思って活けたのですが、出来上がったものを眺めているうちに、だんだんグロリオーサの方に目が行くようになりました。

そのうち、グロリオーサをもうちょっと違う感じに活けられないか、と思うようになり、

そうなるとどうしても活け直したくなって、再度チャレンジすることにしました。

同じ花材、同じ器なので目新しいものはありませんが、デザインは違うのでイメージは変わったかと思います。

変わりましたよね?(ほとんど強制 ^^;)

花材は前と一緒なのですが、ケイトウは2色咲きではなくオレンジ一色のものだけにしています。

そして問題のグロリオーサは花を2つに増やしました。


グロリオーサは別名「炎のユリ」と呼ばれるように、波打つ花弁のそっくり返った姿が炎のように見えます。

花色としては黄色、白、ピンクなどもあるのですが、一般的に一番出回っているのはこの赤と黄色のコンビです(赤の中でも濃淡など様々あります)。

前回はグロリオーサが宙に浮かんでいる感じ、今回は左右それぞれに炎がなびいている感じにしました。

自分としては今回のデザインの方が気に入っております。


ところで先月まで放映されていたドラマ「高嶺の花」をご覧になりましたか?

石原さとみさん主演で華道界を舞台にしたドラマでしたが、そのオープニングからこのグロリオーサがしっかり使われていました。

やっぱり見栄えがするんですよね。

見た目だけでなく花持ちも良いので、展覧会でも使う人多し!

単独で活けても良いし、沢山の花材と一緒に活けてもしっかり個性を発揮しているし、使われて当然という気がします。

おっと、褒めすぎ?

話がしつこくなりそうなので、この辺でやめときます(^_^;ゞ