前回のグズマニアは、稽古の時には枝ものと一緒に活けていました。
ではその枝ものは何だったかというと、ヒイラギナンテンでした。
ヒイラギナンテンはナンテンと同じくメギ科の植物で、葉や実のつき方がナンテンに似ているものの、葉そのものは縁にトゲがあってヒイラギに似ている、ということから、ヒイラギナンテンという名になりました。
そのまんまの名前ですね。
これを家に持ち帰ってから、再びグズマニアと合わせて活けるつもりだったのですが、うまくいかず、とうとうグズマニアは単独で活けることにしたのが前回のアレンジでした。
そうなると残されたヒイラギナンテンは?
実はバケツに突っ込んだまま放置してました。 すまーん ヾ(^-^;)
グズマニアで苦戦を強いられたせいか、どうにもやる気が起きなくて・・・
でも、さすがにこのままゴミ箱行きでは申し訳ないので、何とか器に入れてみました。
ヒイラギナンテンの元の姿は葉が四方に伸びていますが、稽古で半分切り取ってしまったため片側しか葉が残っていません。
葉が無くなった部分にウメモドキの赤い実を足してみました。
ちなみにヒイラギナンテンにも実がなりますが、色はナンテンの赤ではなく、ブルーベリーのような黒紫の実です。
活けているうちに少しやる気が出てきたので、もう一つ、葉っぱで遊んでみました。
もはやヒイラギナンテンだか何だかわかりません ^^
適当に着色したので、色がはみ出したり、ムラがあったりしています 。
クリスマスに使うセイヨウヒイラギ(クリスマスホーリー)とは葉のつき方が違いますが、こうしてみると、クリスマスっぽくなりました。